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<江戸>侍が携帯している刀を外出先で紛失したら・・

 

 

今回は、江戸時代の中頃、

完全にサラリーマン化していた武士が

 

(正式にはお上に使える身だが、、、まぁとにかく勤め人ってこと)

 

自身の普段携帯している刀を忘れていったり

盗まれたりしたら、どうなるのか?という話。

 

 

うろ覚えで書く。

 

 

 

とある武士が、上から言いつけられた仕事で

地元から離れて、他の地域へ行こうと歩いていた。

 

 

しかし道中、川か何かがあって

船を使って、向こう岸まで渡らないといけなくなった。

 

 

で、船が出る時間まで、まだ時間があって

そこにあった喫茶店の、座れるところに座って

ご飯を食べながら休んでノンビリしていた。

 

 

そしたら、船をこぐ人が

「今から船出しますよ~」とか言い出したので

慌てて店から出てきて、船に乗り込んだ、、、、

 

 

 

しかし、船に乗り込んでから大分時間経過した後に

自身の腰に刀がないことに気付いてしまった。

 

 

そう、、、、店で、座る際に置いてきてしまったのである。

 

 

なのでまた、折り返しの船に乗って

できる限り早く戻ってきたのだが、

かなり戻るのが遅くなってしまった。

 

 

なので、その武士の刀は、すでに、忘れて置いてきた店から

その地域の忘れ物預かる場所みたいなところに

届けられていた、、、あわわわ。

誰か武士が刀を置き忘れた事実自体は上へと伝わってしまう。

 


 

 

当時、武士が刀を道中どこかに置き忘れるっていうのは、

かなりケシカランことだったらしい、

上にバレれば、どんなことを言われるか分からない。

(解雇もあり得る)

 

 

刀には、さすがに所有者の名前なんて書いてはいないけれども

刀を持つ武士が、

どのルートを、いつの時間帯通りそうなのか、ということを

調べられたら

そのルートをその時間帯に通りそうなのは

仕事を受けて

他の地域にむかっている自身くらいしかいないので、

やがては特定されてバレてしまうだろう。

 

 

なので、もうどうしようもないと思った、その武士は

せっぱつまって仕事を放り出して、行方知らずとなってしまった。

 

 

そこまでして逃げるほどなのか?

いったいどんなペナルティーがありえたのか。

 

 

 

そして、また別の話。

 

 

とある武士が、芝居を見に行った時のこと。

 

 

予想はつくだろうが、うっかりして、その武士は

その芝居をした小屋の座席に、刀を置き忘れてきてしまった。

 

 

もちろんその芝居の小屋から、近場の忘れ物預かるところへと

届けられたが、なかなか持ち主は見つからなかった。

 

 

そりゃ、置いてきた武士も、おいそれと名乗り出るわけにはいかない。

 

 

 

しかし、ついに特定されて

その武士はお上から呼び出されてしまった、、、

どうやって特定したのか、、、気になるが。

 

 

っていうか、刀を忘れていったから、相当期間が経過しても

わざわざ持ち主を探そうとかするのだろうか。

見つからないなら放っておいてもいい、と思うのだが。

 

 

結局、その武士は勤め先を解雇されてしまった、とか。

 

 

 

まだ話がある。

 

 

とある城勤めをしていた武士が、

城の中、つまり職場で、

自身の刀をなくしてしまったことがあったらしい。

 

 

仕方がないので、仕事が終わって

城から帰る際に、自身の従者から刀を借りて

それを自身の刀に見せかけて

腰にぶら下げて帰ろうとした。

 

 

そして、それを見た職場の同僚達が

ほほえみながら、その武士を呼び止めて

 

「あなたの本当の刀は、城の中(職場)のどこどこに置いてありましたよ!

さぁ早く、お取りに戻られては?」

 

、、、と、優しく教えてくれた。

 

 

 

職場の同僚達は、その武士の刀が、

どんな刀なのか特徴を知っていた。

 

 

まぁ1本1本、オーダーメイド手作りの違う刀ですからね。

安い刀でもなければ、おそらく、、、それに城勤めであれば。

 

 

 

それで急いで、その武士は

自身の本当の刀を、城に取りに戻ったが

同僚みんなに、自分の刀を忘れて

別の刀をぶら下げて帰ろうとしたことを知られてしまい

あまりの恥ずかしさに、地元から去ってしまったとか、、、

 

 

そこまでのことなのか?

 

 

 

・・・あと、まぁ、また別の話であるが、、、

 

 

芝居見物に夢中になって立ち見していた、

とある武士が自身の腰にさしてぶら下げていた刀を

気付かぬ間にスリに盗まれてしまった、、、ということがあった。

 

 

しかし、その武士は、

そのことが上にはバレなかったので、一切おとがめは受けずに

その後も新しく安い刀を買って、それを腰にさして

のうのうと、その後も普通に武士を続けた。

 

 

 

、、、、すられるとか、どこかに置き忘れるよりも

よっぽど問題のように思えますが、

はっきり言って、まだそのようにいっそのこと

スリとかに盗んで貰った方がマシであった。

 

 

忘れ物であったら、それが武士の刀だと

誰かに、お上の預かり所に

届けられる可能性があり、事が上に露見してしまうことがあるので。

 

 

スリとかであれば、上手く足がつかぬように

換金されて、刀がどこぞ他の地域へと流れることがありますから。

そうなれば、元は誰の刀だったとか、もう知られることはない。

 

 

 

まぁとにかく、当時、

武士が普段腰にさしている刀を

家の外でうしなけてしまう、ということは

恥ずべき事であり、

上にバレたら解雇とかのなにかしらのペナルティーを

もらうようなことであった、、、ということですね。

 

 

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(記事後半)

 

 



 

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