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治外法権って何? 認めると支障でもあるの?

魚の家

 

 

今回は、治外法権(ちがいほーけん)とは、何か?について

簡単に事例をあげて、ちょっと話してみる。

 

 

江戸時代末期に、いきなりやってきた外国達に

やりこめられる形で、

その治外法権というのを、そいつら認めてしまった・・・

 

 

その治外法権というのは、

簡単に言うと、

その認めた国の中や付近において、外国人がなんか

その国の人達を害するような

犯罪とかをやらかしても、

その国で裁判をやって

犯罪をやった外国人をサバくことは出来ずに、

その犯罪をやった外国人の出身国において

裁判をやって、サバくようにしなければならない、、、というもの。

とにかく、そういう権利だということ。

 

 

当然のことながら、ソレを認めてしまうと

外国人がやってきて、そこの国内で

好き放題やらかしても、そこの国で厳罰に処すことができずに

そのやらかした外国人の

出身国で裁判をおこなうこととなり、

身内に甘い、ほぼ無罪同然の判決が出てしまうことが

まかり通ることとなってしまう・・・なんてコッタイ。

 

 

しかし、最初に、この治外法権というのを、認めさせられても

国トップ連中は、一部を除いて

「ん~?なんか支障でもあるのか?」という感じであって、

特に、さしたる大きな問題も起きなかったみたいなので

その弊害にも気づくことも無く、危機感が、ほとんど無かった、とか。

 

 

( まぁ、外国人がよくやってくる地域とかでは

細かい問題はいくらか起こっていたらしいですが、、、

 

それに、外国人が出身国でサバかれることになっても

相応に重くしてくれるだろうとか、考えていた、らしい

 

それどころか、国内で、わざわざサバかなくていいので

ソッチの方が楽じゃないか!とか思っていたらしい )

 

 

でも、江戸時代が終わり、明治時代に入ってから、

とある事件が起こってしまう。

 

 

国内人も多数乗っていた、とある外国船が

国の陸地に近い海で、

船が破損して沈んでしまった事件が起きたのだが、、、

 

 

外国人は、みんな救出用のボートに乗って助かったが、しかし、

国内人は、誰も、そのボートには乗せてもらえず

海のモクズとなってしまった。

自国のすぐ側だっていうのに、チクショー。

 

 

もちろん、他の国内人は、みな、この話を聞いて

怒って激高したが、

その感情とは裏腹に

その船の、国内人を一切助けなかった、外国人の船長が

国内の裁判ではサバけずに、

その船長の出身国でサバくことになって

その結果、めちゃくちゃ軽い処罰で済んでしまった・・・

 

 

この出来事によって

やっと治外法権を認めてしまうことのデメリットを

明確に理解してしまうキッカケとなり

国内の皆が、早期の撤廃を目指すことになったのであった。

 

 

それで、その事件から10年くらい経った後に

やっと、その事件で揉めた外国の国との間では、

とりあえず、治外法権が撤廃されることになったんだとか。

 

 

そして、そのような早めの撤廃に拍車をかけたのは、

間違いなく、その事件であった、とか。

 

 

SH

 

 

船の形状とか、積んでいて、船内に残っている荷物とかから

いつの時代に、どういう経緯で、出港した船であるとか

分かる人には分かるんですかね。

 

 

そういえば元寇の時の船もどこぞで見つかったんですってねぇ。

なんというか本当に元寇なんてものがあったことに驚きです。

教科書とかに載っていることでも、どこまで実際にあったのか、、、とか

思っていたので。

 

 

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