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会社突然バックレて湖を見に行った時の話

レーク

 

 

新卒で入った会社を、

会社も上司も同僚も仕事も全部嫌になって

ある日突然、療養させていただきます、お世話になりました、とだけ書いて

退職届だけ郵送して会社にいかなくなった時の話。

 

 

会社から電話かかってきたが、無視。

いまさら話すことなんて何もない。

退職届は送ったんだから、とっとと退職手続きしろよ。

自己都合だろうが解雇だろうが、なんだろうがいいからさ、とか思った。

またどっかに求人かければ、すぐに人くるだろうに。

私のことはとっとと忘れてくれ、と思った。

 

 

で、まず会社行かなくなってから

2,3日家でぐっすり寝ていた、

これが至高の快感であった。

あいつらがセコセコと働いている間、酒飲みながら寝れるなんて

最高じゃないか。

 

 

働けるヤツは働けるだけ馬車馬のごとく働くがいいさ。

とか思いながらぐーたらしていた。

おかげさまで精神的にやられた体調が少しだけ戻ってきた。

 

 

そしてそのあと時間もあるし、どこか行くかーという発想になった。

それで、なんとなくだが湖が見たくなったので、

琵琶湖にいくことにした。

けっこう遠いけど日帰りでいけないこともない。

 

 

なので前日に切符を買って、

次の日の早朝に特急に乗って、唐突にまず京都へ向かった。

京都駅から琵琶湖周辺行く電車出てたよな、たしか、とか思った。

京都行くなんて久しぶりだ。

琵琶湖には今まで一度も行ったことはない、あら楽しみだ。

 

 

で、京都についたが、京都観光は無視して

すぐに琵琶湖へ向かった。

今回の目的はあくまで琵琶湖周辺を観光することだ。

 

 

特急で家出たのが、早朝で、

ついたのも、まだ朝だったので、琵琶湖周辺を適当に歩き回る。

まだ店もコンビニくらいしか開いていないのか。

そういや平日だったな、あまり人がいない。

まぁ今回は日帰りだし、朝は適当に散策して

時間がたって昼頃になったら、琵琶湖にグルグルする観光船にのって

その観光船の中で飯食べるか~とか思った。

 

 

なんというか、

時間がたって、いろいろ店やらが開くまで

コンビニでコーヒー飲んで、タバコを吸ってから

道行く出勤途中のサラリーマンやOL達とすれ違いながら、

適当にあるいていたら

なんか別世界にきたような気がした。

 

 

地元で就職して、なんとかしがみついていたが

いろいろ限界がきて、逃げ出すように、、、いや逃げ出してきたのだが

なんというか今まで会社にものすごく拘束されてきたんだなぁ、ということが

よく感じることが出来た。

 

 

そしていまやもう、私に命令したり、怒鳴りつけてくるヤツラは

一切存在しない。

そう、私は自由になったのだ、ということをしみじみと感じ入ることができた。

やっぱりバックレ退職は最高だ。

 

 

すれ違う道行く人々はいそいそとこれから会社に出勤して一日中

やりたくもない仕事やり続けるんだろうな、とか考えていたら

逆にかわいそうにもなってきた。

無職になったのに、なんでか知らんが上から目線で、そういう人達を

見ることができるようになったのだ。

いいご身分だ。

 

 

で、時間が経って、いろいろ店とかが開きだして

観光船にも無事に乗ることが出来た。

その観光船の中で、芸人が芸やら手品とかを見せてくれながら

私はソレを見ながら、大きなボリュームたっぷりのバーガーやら

炭酸飲料やら食ったり飲んだりしながら

拍手していた。

琵琶湖もすごく晴れていて綺麗で、なんて優雅な幸せな時間だったのだろう。

 

 

で、船から下りたら、次は近くのデパートみたいなところにテキトーに

入ってみた。

なかには客がまったくいない閑散としたものだった、

なかなか綺麗でいい感じのデパートなので土日はコムのであろう。

なんというかすごく今は平日で、私はそんな平日に暇している

浮浪者みたいな感じに店員には見えるのだろうか、とか少し気にしながらも

まぁ観光にきたんだし、見知らぬ地だし堂々としていようと思った。

 

 

飯はさっき食べたし、なにしようか?

別にショッピングしにきたわけでもないし、琵琶湖の有名どころ

めぐりにきたわけでもない。

たんに遠出したくて、見知らぬ地をなんとはなしに

適当にほっつき歩きたかっただけなので、船に乗って琵琶湖眺める以外に

なんのプランもなかったので、

帰りの時間まで、そのデパートのゲーセンでゆるりとすることに。

ゲーセンで遊ぶなんて何年ぶりだろう。

 

 

すごく広いゲーセンだ、それに綺麗だ。

そして客は、遊んでいる客は私独りだ。

そうか、今日は会社から逃げ出してきて遠出してここへきた私のタメに

ゲーセンの店員がそれを予期して貸し切りにしてくれたのか、とか、思ってしまった。

 

 

とりあえずシューティングゲームとか普段一切やらないゲームとか

ためしにやってみたが、全然やられてばっかりでダメだった。

なので次は格ゲーをやったのであるが、まったくの未経験の私は

コンピューターにボコられて、歯が立たなかった。

 

 

なので、仕方なくコイン落としをすることに。

琵琶湖まで来てコイン落としするのか、私は、、、とか思った。

だが、なかなかいろんな種類の凝った台があって十分に楽しめそうだ。

コインを大量に買って、それらを全部帰り時間までに消費しようとか思った。

 

 

そうこうしているうちに、帰り時間になったので

残ってしまったコインはカウンターに預けておいた。

まぁもうここのゲーセンに来ることもないのですがね。

 

 

結局、琵琶湖まで来て、観光船に乗って

しばらく琵琶湖を眺めた後、残りの時間はゲーセンで過ごすだけであった。

 

 

で、帰りは特急の中で、駅弁食べながら、

適当な週刊誌読みながら、適当に帰ってきた。

明日からのことに思いを少しはせると、急に現実に戻されるような

気がしてきたが、まだ特急の中なので、それ以上考えないようにした。

家に帰るまでが観光なのだ。

 

 

で、その観光の後、もう1ヶ月ほど家にいて、遊んだあとに

バイトはじめてそこで精神的に、しばらくの間リハビリしたあとに

まぁなんとかそこそこのところに就職することができた。

この経験で分かったのは会社嫌になって精神的に参ったら

突然辞めても構わない、

しばらく遊んで療養した後、リハビリバイトでもしながら

また再就職先は見つけることができるということだ。

 

 

あと会社なんて退職届出せば、それであっさり縁は切れる。

もうそこの同僚や上司とは一切関係なくなるのだ。

仕事を放り出しても、やめちまえば、そんな仕事どうでもよくなるし、

自分の仕事は他の人が代わりにやってくれるから。

自分にしか出来ない仕事なんてない。

会社というか世の中では、自分が突然いなくなっても、平常運転なのだ。

 

 

ちなみに辞めた会社からはちゃんと後日郵送で

家に保険関係の書類が届いた。

自己都合退職になっていたし、まぁ円満退社できてよかったよ。

あと給料も働いた分ちゃんと振り込まれていた。

意外ともしかしたら、いい会社だったのかもしれない、と

やめた後になってから、そう思ってしまった。

 

 

 

 

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