海外の話。
うろ覚えで書きます。
自宅の裏から、なんかゴソゴソと物音が聞こえてきたので、
もしかしたら、と思い、
そこの家に住んでいた人が銃を持って
様子を見に行った。
(・・・ちょっと嵐の日に田んぼの様子を見に行くかの如く、
海外では日常茶飯事なのか?)
そしたら案の定、見るからに強盗みたいなヤツがいた。
そして何しているんだ?とか聞こうとしたら、
いきなり強盗から問答無用に殴られたので
すぐさま家主は、持ってきた銃で撃ち返した。
そしたら、強盗は物言わぬ有様になってしまった、とか。
まぁそっちが自宅敷地内に勝手に不法侵入してきて、
さらに殴ってきたのだし、
身の安全確保のために撃ったのは仕方ないよね?
そしてその結果だって、致し方ないでしょ?

それに相手の強盗だって銃持ってかも知れないし、
抜かれる前に撃つのは、海外だったら、しゃーなしだろ?
その後、ちょっとした(刑事?)裁判みたいな感じになったのであるが、
審理した裁判官も、それは正当防衛だから仕方ないでしょう、とか
述べたんだとか。
状況が状況だからね、それに銃社会だし、理解できると・・・
けれども、その強盗を産んだ母親は納得しなかったらしい。
一旦、刑事判断する裁判所が、
自宅にやってきていきなり殴ってきた強盗を
そこの家主が銃で撃ったのは正当だった、と
しっかり認めたにも関わらず、、、
、、、息子は何の理由も無く、撃たれたのだと主張して
民事裁判を起こしてきた。
まぁ親が感情的になる気持ちも分からなくもないが、
子が強盗するようになるように育ててしまった
その親の顔ってものがねぇ・・・
その親あって、子供も、、、、といったところか。
とにかく、訴訟社会では、加害者側が
被害者側を、逆に訴えてくることは、よくあることだ。
なぜなら、そういった開き直った主張が
通ってしまうことがあるからなのだ。

しばらくの間、当事者で裁判で争った上で、
まぁいろいろこれ以上長引くのもアレだとか思ったのであろうか。
ごね得・・・(何年間も続いたらしい)
仕方なく折り合いをつけて
(たぶん侵入された被害者側が、しつこい加害者の親に譲る形で)
一応、被害者側が強盗を撃ったのは、少々いき過ぎだったとして
侵入された被害者側が、数百万円の賠償金を
強盗の親に払うことで決着がついた。
(・・・冷静に考えればおかしいと思いますが、普通、逆じゃないか?)
なんといいますか、強盗には失敗してしまいましたが、
それにも関わらず、手続きを踏んで、
侵入した家の主から、
幾ばくかのお金をせしめることには成功しましたね。
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