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とにかく裁判に不慣れだったビジネスマンの話

 

 

・・・とある成金の話。

 

 

その人は、仕事で成功を収めて、とんでもない金持ちになったのであるが、

あまりにも儲けすぎてしまった過程において

なにかしらの法律に抵触したという嫌疑をかけられてしまい、

法廷に呼び出されることとなってしまった。。。

 

 

しかし、この人、金を稼ぐ事に関しては、プロそのものであるが

裁判でのやりとりに関するテクニックにおいては

精通しておらず、自信が無かったらしい。

 

 

なので、かなりのやり手だと評判の弁護士を雇って

その人に、もしも法廷で

訴えてきた相手側から、私がとても答えにくい、、、不用意に答えたら

私がとても不利になりそうな質問をしてきたら、

私はその時、どのように答えたらいいのか、教えてくれ、と

たずねてみたところ、

そのような質問に対しては、

 

「弁護士から、そのような類いの質問には

事前に答えないように言われているので

一切答えられません」

 

と言えば良いのですよ、とか助言された。

 

 

 

ほぅ、なるほど、そのように普通に

自分の弁護士から、

答えたら自分に不利になりそうな事柄に関して、

相手から追及する質問には、

一切話さないように口止めされている、と答えればいいんだな、

とか思って、そうしようそうしよう、ということで

法廷に当日のぞむことにした。

 

 

(私としては、記憶にございません、と言えばいいと思います)

 

 

 

それで当日、法廷で、訴えてきた相手側から

いろいろと質問されて、それに一応、細々と丁寧に答えていたが、

だんだんと踏み込んでくるような答えづらい質問をされることとなってきた。

重箱の隅をいい感じでつついてくる。

 

 

 

「あなたはどうやってこれだけ稼いだんですか?

本当のところは、どうなんでしょうか?

普通に仕事につとめていてこれだけ稼ぎ出せるようなものなんでしょうか?

自分で不自然だとは思いませんか?」

 

 

、、、に対して

 

 

「弁護士から、そのような質問に関しては

事前に答えないように言われていますので、答えられません」

 

 

 

で、続けて質問して、

 

 

「本当はあなた自身でさえ、どのようにしてそれだけの

金を稼ぎ出せたのか、わからないんでしょう?

なぜなら自分自身で、正当に稼ぎ出したものではないんじゃないから?」

 

 

、、、それに対しても、

 

 

「弁護士から、そのような質問に関しては

事前に答えないように言われていますので、それにも答えられません」

 

 

、、、と答えた。

 

 

 

で、そしたら、相手側から

 

 

「・・・あなた、ちょっと、いろいろと大丈夫か?(笑)

なんでこんな簡単な質問に、まともに答えられないんですかねぇ~」

 

 

、、、と冗談めかして、からかうように挑発してみても、やはり、

 

 

「弁護士から、そのような質問に関しては

事前に答えないように言われていますので・・・答えられません」

 

 

、、、と答えた。

 

 

 

すると、法廷にいた人達はポカーンとして、そのあと、

クスクスと苦笑する声がいくらか聞こえてきたという。

 

 

 

まぁ突っ込まれたら不都合なことに関しては

下手に答えるよりも黙秘した方がいいのかもしれませんが、、、、

 

何もひねらずに、意固地な感じで、ずっと、

 

「答えるな、と言われているので答えられない」

 

といって、それで貫き通すのはいかがなものであろうか、とか

思われたんでしょうかね?

 

 

 

まぁ別に構わない、と思うのですが、

弁護士から教えてもらった一文のセリフをそのまま使い続けるのは

さすがに無理があるので、

もうちょっと自分の言葉に変えてはぐらかすべきだったか。

 

 

下手に余計なことをペラッと一言二言話してしまうよりかは

マシですけれども、

遠回しに、弁護士に言うな、と言われているので、

自分も答える気をない、ということを、

それとなく自分の答弁に混ぜながら

それとなく拒否してみればいいんじゃないか?

ということを弁護士は教えたかったのではないか?

 

 

なにも、そのままのセリフを述べて、

あらかたつっぱねるようにしろ、

とまでは言われていない。

 

 

これに関しては、もっと弁護士との間で、

法廷での質疑応答に関する練習を、事前に何度か想定して

してみるべきだったのでは?

 

 

もっと打ち合わせないし、すり合せをしておくべきでは。

 

 

まぁしかし弁護士さんは、

当然、今回の依頼者は、成金のビジネスマンで、すごい人だし、

そのくらいできるから、

別にそんな練習わざわざしなくてもいいだろう、とか思っていたのでは?

 

 

 

・・・はたして、裁判官からの印象は、どうであったのでしょうか?

 

 

 

 

SH

 

 

 

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