駅の傘の無料貸し出しは、どんな契約?

ぶれるぁ

 

 

私の住んでいるところの近所にある駅は

よく地方にある

田舎の自動改札機が置いてある無人駅なのですが

その駅の中にある待合室の壁に、傘が何本も立てかけてあって

そのそばに

「自分の傘を持っていない人はどうぞ使ってください。

そして使用し終わったら返却してください」

と書かれた張り紙がはってあります。

 

つまり、雨の日に傘がなくて駅から出れない人に

無料で駅側が傘の貸し出しをおこなっている、ということです。

なかなかに気の利くサービスですね。

 

(・・・調べてみると、別にそこの駅だけではなく

他の地方の駅でも同じようなことやっている駅はいくつかあるようでね)

 

 

その駅の傘を持って行くということは、

「傘を貸してあげます」という張り紙が “申し込み”

そして駅の利用者が、その張り紙を見て

傘を手に取ったら申し込みを “承諾” 、、、、した、ということになり

駅と利用者との間で、双方の合意の上で

使用貸借契約というものが結ばれるものと考えます。

 

使用貸借、というのは賃貸借などとは違って

何かを貸してあげても借りた人から利用料金を取り立てたりはしません。

あくまでも、友人間などの親しい間柄同士で

物を貸し借りするような感覚で結ばれる契約です。

 

駅と、傘の利用者との間には、正確には

「雨が降っている時に傘を無料で貸して使わせてあげるが

使用し終わったら、当日ではなく後日でもいいので

ちゃんと返しに来てください」

という内容の契約が結ばれます。

 

つまり、それは

明確に返還期日を何日以内に、と定めているわけではないですが

目的物を使用収益し終わるまで、、、、、

つまり、傘をさして家に帰るまで、が使用期間とみなされますので

当日に返すのはちょっと無理があると思うので

後日でいいからサッサと駅に傘を返しに来て欲しい、という趣旨です。

 


 

まぁ、別にそのまま傘を返すの面倒で返しに来なくとも

わざわざ駅のカメラによって借りた人を特定して

家まで返還の催促をしにくることもないでしょうし、

ましてや、横領罪として警察に届け出をされたりすることもないのですがね・・・

 

そもそも、駅が無料で貸し出している傘自体

新品の傘ではなく誰かが駅のホームにでも置き忘れていったような

古びれた傘のようなものが多いです、たいした傘ではない。

つまり、そのまま利用者に持って行かれて返ってこなくとも

全然問題は無い、駅に損害はない、というか

返ってこないことを前提として

そういったサービスをしているとしか思えない。

まぁ私の家の近くの駅だけにかぎった話かもしれませんがね。

 

置いてある傘が、ガラが派手だったり、子供用の傘だったりと

雨が降っていても借りる気すらおきない傘ばかり。

そんな傘をさすくらいなら、雨に濡れて帰った方が

まだマシなように思えます。

 

 

しかし、都会の駅では、一応一昔前から

傘の無料貸し出しをおこなっているところも、それなりにあるみたいですが

用意した傘は、ほぼ新品だったということもあるのでしょう、

借りていく人はたくさんいたみたいですが

わざわざ後日、駅に傘を返しに来てくれる人はまったくいなかったようです。

それで傘の無料貸し出しが 廃止 になってしまったところが多いようです。

 

不謹慎ながら、言わせてもらいますが

面倒くさくて傘を返しにいこうという気が

おこらないこともあるのでしょうが

返さなくとも駅側から何も言われない、ということであれば

そりゃ、いくら日本人が基本良心的とはいえ

誰も一々返しに行かないでしょうよ。

 

まだ、傘の側に募金箱でも設置しといて

100円でも募金した方にはお一人様につき1本傘を差し上げます

とでも、張り紙をしておいて

“貸す” というよりも、安くてもいいので “売る”、

という形にした方がいいのでは?

皆さんはどうした方が良いと思いますか?

 

 

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