江戸時代に出た偽の法律「各家庭は水桶を用意しろ!」

おけ

 

 

 

とある、江戸時代の、どこぞの地域の話。

 

その地域では、奉行所(役所)から、

なにかしらの新しい御触れ(法律とか条例)が出されると

まず、奉行所が

その地域にある各町の、町の役人達を集めて

お触れの原本の文章を、紙に書き写させる。

 

そして、役人達は、その御触れ書き写した紙を持って

今度は、自分が担当している町の町長みたいな人のところに行って

「今回、こういう御触れが、新しく出されましたので

守ってくださいね~!」

「あと、町に住んでいる他の一般の町人達にも

町長さんから、今回の御触れのこと伝えておいてくださいね!」

 

・・・といった感じで、

新しく出された御触れの内容が書かれた紙を渡して

伝えて回っていた。

 

とにかく、こういう感じで

町に住んでいる人々に、あたらしくできた、お触れ(法律、条例)の内容を

知らせていく仕組みになっていた。

 

 

ところがある時、

自称・町の役人を名乗る怪しい者が

その地域にある各町の町長のところを回って

「また、新しくお触れが出されましたよ~」

とか言って、

自分で考えた 偽の御触れ をイタズラで伝えて回ったことがあった。。。

 

その偽の御触れの内容というのは

「最近、空気が乾燥していて

火事とかが起こりやすくなっているので

いざという時のために、町にある各家ごとに

水の入った桶を、普段から、とりあえず用意しておいてね~!」

といった内容である。

 

( 江戸時代は、家が、ほとんど木造なので

乾燥している日とかだったら

実際に、火事になりやすかったのは事実ですがね。。。

でも、家に水桶を用意しておけとか、聞いた時には

もっともに思えるが

そんなものをいくら用意しようが、

木造の家についてしまった燃えさかった火を消すのには

まったく役にたたないと思うんですがねぇ? )

 

図解でスッと頭に入る江戸時代

 

 

はっきり言って、本当に特に人々に実害の無い内容の御触れで、

あくまで、ただのイタズラ目的って感じですかね?

単に町役人を気取りたかっただけなのか。

 

そして、いくつかの家で、もしかしたら

桶屋で、新しく大きめの桶を買うなどして

水の入った桶を、実際に用意、、、、したのかもしれない。

 

しかし、「なんか変じゃないか?」と思った

町長とか一般町人などからの知らせにより

このことを知った、

その地域にある奉行所(役所)は

そのことで、結構、怒ったみたいだ・・・

 

 

「もしも、みずから役人だと名乗る者が尋ねてきて

なにか重要事項を伝えてきた、としても、

必ず、その役人と名乗る者の 名前を聞いておき

あわせて 外見の特徴とかも覚えておき

あとから、奉行所(役所)に、どんな役人が訪ねてきたか伝えること!

などと、各町長とかに厳命しておいた。。。

 

こういうのも、当時でも、ただのイタズラでは済まされず

なんか知らんが、今で言う偽計業務妨害罪みたいな感じの

罪に問われるのだろうか?

「お上を馬鹿にしたな!」って感じで・・・

 

奉行所としては、「バカにされた!メンツを潰された(怒)」

って感じになるのでしょうか?

 

そして、その偽役人は、いまだに捕まっていないみたいですね。

(もう300年近くなりますがね・・・)

 

 

もしかしたら、桶屋の仕業だったのかもしれませんね。

「桶を必要とする御触れが出れば、桶屋が儲かる!」的な

(あまりにも安直な考えか)

奉行所は、まず近隣の桶屋を洗って捜索すれば

犯人を見つけることが出来たかもね。

 

・・・っていうか、役人を装った偽者がきた時に、

各町の町長とか、町人とかは、すぐに偽者だと気づかなかったのか?

 

奉行所で働く役人って、人数もそれほど多くもなく

基本、世襲だし、その町の担当の役人の顔くらい

覚えているもんじゃないのか?

う~ん、細かいことは分からん。

 

 

 

 

 

SH

 

 

 

 

 

現代でも、まだまだ需要はあるんですよ。

 

っていうか、昔ながらの手作り木桶を欲しがる

一部からの熱烈なニーズがあるみたいで。。。

 

それでも、営業は大切ですね。

 

 

 

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