「弁護士つけなくとも民事を訴訟起こせる」と銘うった本がよく本屋に置いてありますが、
数十万から数百万の案件で、相手に非があることが明確で、絶対勝ちたいなら弁護士つけるべきだと思います。
(・・・・弁護士さん自身は、つけてもつかなくとも、どっちでもいいとかいっていますが、、、)
なぜなら(あくまで私の考えですが・・・)
素人が訴訟起こしたところで不安でたまらないし
訴訟のノウハウを持っていませんから・・・
下手をうつ可能性が高いです。
確実に勝てるものも勝てなくなります。
・・・問題はやはり100万以下の民事訴訟を起こしたい場合。
まぁ100万全額勝っても3、4分の1は確実に 弁護士費用 に消えるでしょう。
しかし費用倒れにならず、いくらか勝てば懐に入ってくる可能性があるなら
弁護士をつけてやってみたらいかがでしょうか。
100万の案件で、弁護士費用が3、4分の1で済むなら安いと思うこともできるでしょう。
・・・しかし、弁護士に頼んで民事訴訟を起こすつもりであっても、
自分自身も「民事訴訟」という物がどういったものなのか、
せめて裁判の実際の流れだけでも、つかんでおく必要はあると思います。
でなければ、弁護士に依頼するために相談しようとしても、
弁護士の言ってくる話が全くわからず、
話がかみ合いませんし、そうなると自分が不安になってきます。
そのために今まで民事訴訟や民法の勉強を全くしてこなかった人が
実際の裁判の流れを掴むための漫画 を一冊紹介します。
SH
この本を私が民事訴訟の勉強をし始めたときに、
訴訟の流れを知るために、
本屋で立ち読みで数時間読んだことがあります。
「司法書士」とか書いてありますが、
別に全く司法書士目指していない人でも簡単に読めます。
主人公が司法書士事務所に入所して、
貸したお金を返してもらうための裁判の依頼等に携わりながら、
裁判の起こし方、裁判の進行の流れ、判決後の差押え方を学んでいく、というストーリーの漫画です。
民事裁判をここまで丁寧に素人向けに解説してくれる漫画は、
たぶんこれが一番だと思います。
体系的にまとまっていて、かつ、かなり実践的です。
そして、その上難しいことが書いてない。
絶対に読んで損はしません。
というか、逆に考えて本人訴訟(弁護士つけずに訴訟起こす)をしたい人向けの本かも。
<本人訴訟 孤独 依頼 頼る 弁護士 専門家>