おすすめ記事(スクロールできます)



<明治>夫が刑務所から出てこないので離婚請求した話

 

 

今から140年くらい前、まぁ1870年代後半頃の話。

結婚して夫婦になった、とある男女がいた。

 

 

で、夫は、妻の実家に入ったのであるが

妻方の身内とあわなかったなのか

出て行ってしまい(笑)

夫は実家へ帰ってしまった、、、のであるが。

 

 

妻が、ならば私も家を出るから、一緒にどこか借りて

そこで暮らそう、とか言い出して、二人で水入らずで

暮らし始めた。

 

 

つまり、まぁ仲は良かった夫婦なのであった、、、が、しかし。

 

 

ある日、夫が窃盗の罪で捕まってしまい、

まぁどんな物盗んだとかは分からないのであるが、

かなり長い懲役を科されることになってしまった。

いったい、なにやらかしたんだ。

 

 

それですでに、夫が捕まって刑務所に入れられて

数年の歳月がながれてしまった。

妻方として、さすがにこれ以上は待っていられない。

 

 

妻は、刑務所の中で服役中の夫に対して離婚を求めた。

裁判所を通して。

 

 

 

で、妻いわく、私の親も、もう歳であり

これ以上心配させたくないし

夫は刑務所の中からいつ出てくるかも分からないし、

働いて収入を得てくれるわけでもないし

これ以上は、、、いやすでに家計に差し障りが出ています。

 

 

また仮に夫のことを、もうしばらく待っていて

刑務所から出てきたとしても

そんな重大な窃盗の罪を犯すような人柄では

まともに働けるかも分からないし、頼りにならないでしょう、、、とのこと。

 

 

さすがに月日がたって冷静になっていて

妻の心も完全に冷め切ってしまっている、、、、

というか、よく数年も待ったもんだ。

 

 

 

で、実は、夫は刑務所の中にいる間に

外で、当時、元武士階級からお上への反乱が起こっていて

その鎮圧のために駆り出されており

(囚人まで動員されていたんですねぇ、まぁお手伝いってところか)

それに協力してくれたことが評価されて、

減刑されて、刑期が短くなり

もう少し早めにムショから出てこれることに

なっていたのであるが、、、、

 

 

それでも裁判所は妻からの請求を受け入れ、離婚を認めた。

 

 

 

とにかく、この時代も、まぁ犯罪で捕まってしまい

収入を得られず、その見込みも今後なさそうであるならば、

というか夫婦関係が維持できない相応の理由があると思われれば

夫婦一方からの請求があれば

裁判所が離婚を許可することとかあったんですねぇ。

 

 

 

 

<明治時代 歴史 離婚 請求 裁判所 理由 原因>