どこぞの海外での話。
うろ覚えで書く。
そこの地域では、どうやら店(飲み屋)とかで
ショー的な感じで裸で踊ってはいけないらしい。
でも、例外としてはなんかアート的なものであれば、法的にOKだったらしい。
つまりたとえば、美術教室でのモデルの裸デッサンとかだったら、
そういうのはまぁ構わない、とかいうことであった。
まぁとにかくそういうことであった。
だって勉強のためだもんね。
でも、そんな中、そこの地域のとある店は考えたらしい。
どうやって店の中で裸踊りをしても違法にはならないか。
ああ、そうだ、店の中での行為もアートにしてしまえばいい。
そのためにはどうすればよいのか?
客に紙とペンを渡して、それを持って店の中で
裸踊りを見てもらおうと思ったのであった。
これで法的にも全然大丈夫であろう。
で、どうやら最初は少人数で、おもしろいね~、という感じで
店の中でおこなっていたらしいのであるが、
なんか客に紙とペン持たせて、合法とするようなことおこなっている
面白そうな店があるということで、噂が流れて
たくさんの客がくるようになったとか。
で、そうなると、どうなるか?
ある程度、極秘裏に少人数で楽しんでいる分には、お上も
何も言わなかったが、さすがに連日客が多く集まるとなると無視できず、
取り締まることにしたらしい。
けれども、店の店主は抗った。
これはあくまでもアートであり、店の中で毎回
客同士が集まってデッサンの勉強しているんだと、
それを防がないでくれい、と。
でも、お上はまったく引かずに、
たんにいつも客は
店の中で酒飲んで裸踊り見て楽しんでいるだけじゃねぇか、
どこが勉強なんだよぉ~、と。
まぁモデルが踊っている時点で、、、
その踊り自体も、客楽しませるのが目的で、
それはもうアートとかではないとかいうことで、
さらにお上からあれこれ言われたんだとか。
店の発想自体は面白いけれども、
やっぱ多人数が店の中出入りするようになると
密室の中での、限られた客というわけでもないですので、
誰にでも公開されているものとして、ショーだと思われるのが
一般的ではなかろうか。
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