海外の話。
うろ覚えなので、あしからず。
海外のとある地域で、とある夏の暑い夜に、
もう辛抱たまらんわ~!ということで、
何人かの若者達数人が、そこの地域の運営している
地元のプールに勝手に侵入して、夜の夏をプールの中で
泳いで過ごすことにしたらしいのだ。
もちろんプールは明かりが消えていて、監視員とかもまったくいない。
その若者達以外には、その真夜中のプールにはいなかった。
そして、貸し切り。
それで、プールの中に入って、あ~生ぬるいけど、これいいわ~、と
泳いでいたのだが、その中の一人がプールの中でおぼれてしまった。
どうやら、あとから、その溺れた人の体を調べて
分かったことではあるがアルコール、、、つまり酒が入っていたのだ。
飲酒してからの水泳は、とても良くはない。
まぁたぶん、その真夜中にプールに侵入して、水遊び始めた若者達は
みんな酒入ってたんでしょうね。
でないと、そんなノリで公営のプールに侵入しないと思う。
で、その溺れた人の身内は、そのプールの運営元である
地元の行政側を訴えた。
夏の真夜中に涼しさを求めて人がプールに侵入してくることを
まったく考慮せずに、誰もプールに監視員というか
警備員みたいな見張りの人間を置かなかった。
おかげで、この子は溺れてしまったではないか!
あんたらに落ち度がある、、、と、その溺れた若者が、勝手にプールの敷地内に
侵入してきたことに関しては、触れずに棚に上げて
行政側の過失を追及してきた。
そしてもちろん、たらふく損害賠償請求してきた。
で、裁判沙汰となり、その時の裁判官達が、民間の一般市民からなる人達で、
あら、これは可哀想ねぇ、行政側も警備員くらい、プールに巡回させておくべきだったわ~、
真夏だからねぇ~、ということで、
行政側に、被害者?の身内に対して、
2億円超の金額を支払うように命じる判決を出してしまった。
けれども、行政側は、もちろん納得せずに上訴して
今度は、プールで溺れたその若者は、
酒が入っていたのに
それでもプールに入って泳ぐなり、遊ぶなりした、、、ということは、
しっかり自分自身が溺れてしまう可能性も、
酒を飲んでいたとはいえ、もちろん、それくらいは認識できた、予見できた、であろう、、、
ということで、行政側は一切金を払わなくても良いことにした。
まぁなんというか、若者とは言え、プールに侵入した人達は
れっきとした大人だったみたいですし
自らの意思で酒を飲んで、真夜中のプールに勝手に忍び込んで
勝手に溺れたのであるから、
そのことと、地元のプール側が夜中に、監視員ないし、警備員をおかなかったことを
とやかく責められるいわれは無い、ということですね。
海外にしては、まともな判決を出したじゃないですか、
まぁ、最初は認められてしまいましたが。
なんというか酒を飲んでおこなった行動でというのは、
酒を飲む前は正気であり、自分の意思で酒を飲んで、ほろ酔い状態となったので、
その自ら望んでなった状態により、どんな行動をとろうとも、
それは酒のせいでも、ましてや他人のせいでもなく、
自己責任である、、、ということですね。
結局は。
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