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<江戸>宿屋のチェックイン・アウト時間帯は?

 

 

うろ覚えで書く。

 

 

現代のホテルとかだと、大体午後3時からチェックインできて

遅くとも夜12時までが受け付けていまして、

チェックアウト時間は、翌朝午前10時までって感じじゃないですか?

 

 

じゃあ江戸時代の宿屋とかはどうだったのでしょう。

町中はよく知らんが、

都市部から都市部へと旅して移動するための

道沿いある宿屋についてだが、

今みたいにまわりの道沿いに電柱がいくつもあって

街灯で照らしていているわけでもないので

(宿屋の中もそうですが)

夜になればあたりは真っ暗ですよ。

 

 

特に冬に近くなればなおさら、日が短い。

 

 

それに夜になれば、その闇夜に紛れて

夜活動する怪しいヤツラもいましたので、

原則、夜暗くなってから、都市から都市へと移動する道を

往来して歩いてはいけないことになっていた。

 

 

 

まぁ金のないヤツは野宿するしかなかったが、

夜になったらどこぞの宿屋にとまって

朝になるまで、じっとしていなさい、ということですね。

 

 

それに夜旅人がむやみ出歩くこと自体も、

控えた方がいいですし・・・

 

 

 

なんというか旅人はまだ日が照っているうちにできるだけ歩いて移動して

日が暮れる前に、まだ外が明るいうちに、

どこか夜を安全にこせる宿屋を確保する、というのが基本であった。

 

(一応、今で言う午後8時までが、宿屋のチェックイン受付時間となるので、

それ以降だと宿泊断られる可能性があった、まぁ空いていたりすれば

頼めば泊めてくれたこともあったらしいが)

 

 

で、宿屋に入ったら、水やら湯やらで体を拭いて

飯を食べて、明日の準備して、

夜はそんなに明かりもないので

とっとと寝る、、、夜更かしとかはしない。

 

 

十分寝て疲れをとる、なぜならまた明日歩くから。

 

 

そして、朝になったら朝飯を食うなりして、

とっとと出立して、また歩けるだけ歩くという感じであったとか。

 

 

(チェックアウト時間が正確に、いつまでかは知らんが、

まぁもう朝午前4時くらいになったら

出て行ってもいいとかいうことになっていたらしいが、

やっぱり早くにはみんな出て行くのか)

 

 

 

・・・まぁもしかしたら町中にある宿屋も、

やはり夜遅くになると積極的に

宿泊の受付はしなかったのかもしれませんね。

 

 

町の中にある各所にあった門が閉まる時間が

夜10時頃になっていたので、

それ以降は人の往来を制限していたみたいですから。

もちろん怪しいヤツラが移動するのを防ぐため。

 

 

医者とかしか門をくぐれなかったみたいですね。

 

 

 

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