海外とかの話。
大昔、貝殻を金として使用していたところがあったみたいですね。
まぁそれはともかく、
そのままの貝殻を金銭として使うのではなく
単純ではあるが、その貝殻をとりあえず貨幣風に加工してから
貨幣として流通させて、人々に使わせていたみたいですね。
・・・で、こういう感じだったら、誰でも思いつかないでしょうかね?
もちろん当時の人達も考えついた、と思う。
そこら辺の浜辺だかに落ちている貝殻を拾ってきて
同じように簡単に加工すれば、それも通貨として使用できるのではないか?、、、と。
貝殻の貨幣くらいであれば、簡単に偽造通貨(贋金)作り放題じゃないか、と。
しかし、もちろんそうは問屋が卸さない。
当時のお偉いさん方の、貨幣を造る側の人達だって、当時から
そういったことくらいは考えていた。
貨幣に使うのは、そこらへんで採れる、ありふれた貝殻などではなくて
わざわざ遠いところまで出かけて、そこからはるばる採ってきた
それなりに珍しい貝殻を使っていたわけでして。
あとは足りなければ、
地元で採れる貝殻を仕方なく使うこともあったみたいですが
そういった場合でも、他の貝殻と一線を画すような珍しい貝を
見つけるようにしていたのだとか。
まぁつまるところ、そこらへんにある貝殻で偽金を作ったりしたら
素人目に見ても、これは贋金だろう、ということは
すぐに分かるようなものだったんだとか。
本物と偽物の質の差は一目瞭然、素材が違う。
とにかく簡単には偽造できないようには一応の対策されていたってことですね。
まぁそれでも偽金をまったく作れないということもないですから
どうしてもがんばって偽金を作ってみたい、
という人も当時いたのかもしれませんが、
普通に考えれば遠方まで貝殻取りに行くにしても
採算はとれるのか?
旅費もそうだが、個人とかで大量に貝殻を持ち帰ることも難しいでしょうし、
貨幣を造るにしても、加工するのに手間もかかるし
貨幣を簡単に量産できるようなノウハウなりツテでもなければ、
ワリに合わないでしょう。
とにかく、そんな感じで貝って言うのは
とりあえず貨幣として用いられるほどの価値のあるものと
みなされることもあったみたいですね。
まぁもちろん、それなりに珍しい貝だけに限られたことかもしれませんが。
一方、昔のどこぞでは、貝をお手洗い行ったときの拭く物として
使用していた、ということも聞きますから
価値観の違いは、地域ごとにあったみたいですが・・・
SH
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