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火事の時クジ引きし当てたら犯人として処刑する法律

くじ引き

 

数百年前の法律の話。

戦国時代あたりだったか?

戦争のさなかに、味方の陣営で小火(ボヤ)が出たら

その小火を誰が出したのか分からない場合には

兵の人達みんなでジャラジャラ?と、くじ引きをして

当たりが出た人は、たとえボヤを出した張本人ではなくとも

犯人として、その場で処刑する、

という法律というか決まり(規則)があったそうな。

 

 

なんで、こんなことになっていたのか?

当時、イクサのさなかに、味方の陣営で

誰かの火の不始末などで小火を出される、ということは

かなりの失態であるとみなされていた、らしい。

 

 

敵陣営からの偵察が、

いつもこちらの様子をうかがいに来ているのに

攻め込む隙をみせてしまうというのは、、、イケナイことであった。

 

 

なので、そういう緊張している時にボヤなんか出そうものなら

味方陣営の兵全員の失態であるとされた。

なので、誰がボヤを出した犯人として責任をとらされて

罰せられても文句もないし、おかしくもないだろ?

ということ。

まぁ罰するといっても処刑されるんですがね・・・

 

 

ボヤを今後一切出さないために、内部のたるんだなにかしらを引き締めるため

見せしめとして一人処刑する、といった感じでしょうか。

ボヤ出した張本人は内心バレずに

安心しているかもしれませんが。

 

まぁ、おそらくたぶん、やはり一般の兵だけが、そのデスくじを引かされて

兵を束ねたりしていた偉い人などは

あくまでも罰する側にまわって

絶対に、くじは引かなかったのでしょうが。

 

 

それにしても、くじ引きで犯人決めとは、これまた古風な。

熱湯に手を突っ込んで熱がるかどうかで犯人決めるのと

大差ない気もしますが、

大人数でクジを引くのなら、一人あたりの

当たる確率も低いし

まだこっちの方がいいのか。

誰かしら疑われたヤツが、100%確実に有罪にされて

処刑されるワケでもないし。

 

 

でも、何もしていないヤツが、くじ引かされて当たったから

運が悪かったね~、と処刑されるなんてやってられねぇな。

 

 

当時の兵達はこのやり方で納得して

素直に受け入れて、おこなっていたんでしょうか。

自分だけは当たらないから大丈夫とか、内心人事だったのかも。

 

 

 

その幸運は偶然ではないんです!

 

幸運が向こうからやってくる簡単な習慣

 

 

 

 

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