仲間と恐喝を共謀したが、嫌になり一人逃げても罪になる?

 

 

友人同士のABCの3人組がいたとして、そいつらが

「一緒に誰かを恐喝して金を巻き上げようぜ!」

と画策したが、

そのうちの1人であるCは、気が弱く

「おいおい、こいつらマジでやる気かよ?

コレ絶対やったら即警察沙汰になるだろ、俺は巻き込まれたくねーな・・・」

と内心思っていました。

 

しかし、Cは、一応AとBから現場での見張りを頼まれていました。

でも、現場で見張りだけといっても

ABが捕まったら、自分も共犯扱いにされるかもしれない。。。。。

 

だから、現場にまでは着いていかず

途中でABの隙を見計らって、1人で家に帰ってしまおう。。。。

そうすりゃ、ABが警察に捕まっても、俺には関係ないだろ、とCは思った。

 

そして、そのあと案の定、AとBは、金を持っていそうなサラリーマン風の男を

路上で恐喝して、金を巻き上げていましたが

Cはその前に、「ちょっとコンビニのトイレいってくるから」と言いながら

そのまま家へ帰ってエスケープしてしまい

恐喝現場には居合わせませんでした。

もちろんCは、ABから恐喝の分け前なども、もらいませんでした。

 

 

 

しかし、そのあと恐喝された被害者である男から、警察に通報されたみたいで

AとBが警察に捕まり、Cも警察に呼び出されました。

 

それでCは

「俺は何もしていません!

現場で見張りもしていなければ、ABから分け前ももらっていません!

怖くなったので、恐喝の現場にまではついていかず、

途中で家に帰ってしまいました。」

と警察に言いました。

 

けれども警察は

「それでも事前にAとBと一緒に、誰か恐喝しよう、と画策して共謀しただろ?

そしてABは実際に恐喝してしまったわけだから

今回の場合、

犯行現場にお前がいようがいなかろうが

すでに事前にABと共謀している時点でお前も実行犯と同じだ!

ABと同じ罪になって、同じほどの罰を受けることになるぞ!

と言われてしまい、Cまでも警察に捕まってしまいました。。。。

 

 

 

つまり、今回Cは、最初にABと一緒に

「誰か恐喝でもするか~」と話し合った時点で、すでにアウトであり

そのあと現場には行かずに、自分の家に直行して帰ったとしても

ABと同じ実行犯と同じ扱いになってしまった、ということです。

あー、かわいそ。

 

ここでポイントなのは、Cが、恐喝を実行したABに

恐喝しようと指示したり、賛同したりして、

犯罪をおこなうようにすすめただけの人、という立場では無く

(教唆犯<きょうさはん>という)

ABと同じ実行犯と同じ扱いになってしまう、ということですかね。。。。

もちろん罪は、すすめただけの人よりも、実行犯の方が重くなります。

 

まぁ、とにかく

犯罪を実際にやった人達と、事前に

「こういう犯罪しようぜ!」と仲良く話し合ってしまったら

その話に加わった人全員実行犯と同じ罪に問われるということは重要なので

覚えておいてください。

 

実際に、実行していない、現場にいなかった人も

実行犯と同じ扱いにされてしまう。

こういうのを共謀共同正犯といいます。

 

こういう風に厳しくしないと

裏で犯罪を犯すように言い出したり、指示したりする

自ら手をくださいけど1番悪い連中に対して

重い罪を与えることが難しくなってしまいますからね。

 

 

まぁ、今回のように

Cは共謀したとはいえ、臆病者で、ABの腰巾着みたいな奴だから

そんな悪い奴では無いのですが、、、、、

客観的に見たら

もしかしたらCが、ABに恐喝するように指示して

あとからABから恐喝して得た金を

ABがすぐに警察に捕まらなければ、上納させるつもりだったのでは?

と、思われるかもしれませんね。

 

実際には警察がちゃんとCの事情を把握すれば

(ビビッて帰ってしまった、現場にも実際には行かなかった、という事情)

ABと同じ罪の枠の中で、しょっぴかれるとはいえ

Cは、ABに比べれば、罪というか、処分は軽くなるでしょうけどね。

 

 

でも、Cにしてみれば

「なんで俺まで、ABみたいな、

犯罪を実行した正真正銘の犯罪者連中と同じ枠の中で

処分を受けなければならないのだ!」

と思うでしょう。

 

だったら最初から

本当に冗談無しで犯罪を実行しそうな危険な連中と

「なにか犯罪(恐喝)をしよう!」と一緒に画策して共謀しなければいいだけなのですが、、、、

 

あと、実は、

たとえCが、すでにABと犯罪を共謀してしまったとしても

そのあと、Cが共謀から完全に離脱して

ABが実行して警察に捕まってしまったとしても

Cだけは警察に捕まらなくなる方法が 2つ ほど存在します。。。。

 

一つ目は、ABが恐喝におよぶ前に

Cが、ちゃんとABの前で

「俺はやっぱり恐喝に加わることできないわ、他にやることあるからね、じゃあね!」

離脱の意思をちゃんと表明すること です。

 

二つ目は、

ABが実際に誰かを恐喝しようとしていたり、

すでに誰かを恐喝している最中などに、

ABに恐喝をやめさせるように説得したり、ABを警察に通報したりするなどの

ABに 犯罪恐喝)をやめさせるための努力をすること ですが・・・・・

なかなか二つ目の方法は難しいでしょう。

 

なので、

すでに共謀していたら、一つ目の方法で

できるかぎりサラリとでもいいので、離脱の意思を表明して

共犯から抜け出した方がいいでしょう。

共謀したのに、黙っていなくなるというのは、あまり良くないということ。

 

ただ、できれば自分から離脱の意思を表明したことを

あとから証明できるようにしたいですねぇ、、、、

なんかいい方法ありますかね?

 

まぁ、とにかく

最初から、犯罪を本当に犯しそうな人達とつるまないことですかね。

ちょっとした悪ふざけの話し合いをするだけで、

自分も巻き添えを食らう可能性が十分にありますからね。

 

 

 

 

SH

 

 

 

この本は “逃げる力” を鍛えるための本ですね。

「逃げることは戦うことと同じくらい積極的な行動である」

というのは、そのとおりだと思った。

 

逃げようと決意して、実行に移すのってなかなかできない。

それでいて、逃げることができなかった時には

「私は責任感が強かったから無理」

とか言うのは、ただの言い訳 にしか過ぎない。

 

まぁ、逃げる、といっても楽して

何かから逃げ切れるわけでも無いですから

逃げるためにもそれなりの努力は必要ですからね。

 

 

 

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