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退職時にパソコン内のデータを消したら警察は動くか?

でりぃ

 

 

<質問の概要>

 

従業員(社員)が退職時に

腹いせに

勤めている会社(職場)の

パソコン(PC)内の業務データを

勝手に消去(削除)していった場合

会社側が警察に通報したら

その従業員は捕まるのでしょうか?

 

以上、教えてください、よろしくお願いします。

 

 

 

<弁護士回答の概要>

 

警察が事件化して、その従業員が捕まるかどうかは分かりません。

程度にもよるでしょう。

 

しかし、理屈の上では

業務妨害罪や背任罪が適用されることはあるでしょう。

 

以上、参考までに。

 

 

 

<私の考え>

 

退職まぎわに会社への腹いせに

仕返しとして、または他の理由で

会社のパソコン内のデータを消してしまい

もしも、会社側から警察に通報されたら

警察に実際に捕まるのか?(立件されるのか?)

というのが、今回の質問の内容です。

 

 

弁護士さんいわく

業務妨害罪や背任罪の適用が考えられる、、、とのこと。

 

退職することになったとしても

まだその勤め先の会社の従業員なので

その従業員が会社に損害を与える行為をすれば

背任になる可能性は確かにあります。

 

また業務妨害罪は、今回の記事では主(おも)に

電子計算機損壊等業務妨害罪のことを指しています。

 

(まぁ偽計業務妨害罪となることも、あり得ますが、可能性は低い)

 

まぁはっきり言って

「会社の仕事上のデータを意図的に消した」

関連の事件は

 

大体この 電子計算機損壊等業務妨害罪 の罪名で

 

犯人が捕まっていることが多いです。

 


 

 

ちなみに会社にパソコン内のデータを勝手に

消去(削除)しても

器物損壊罪にはなりません。

なぜなら、パソコン(コンピューター)内の

情報(データ)自体は「物」ではないから

器物損壊罪の対象にはならない、とされているので。

 

 

・・・どの程度のデータを消したのか、どんなデータを消したのか

によって、実際に警察に捕まるかどうか(事件化するかどうか)決まります。

とくに、顧客とのやりとりのデータなど

直接会社の業務に影響をおよぼすデータを消すと

事件化する可能性は高いみたいです。

 

たとえば、従業員が

自分の仕事をしやすくするために

自主的に

ワードで作成した「仕事のマニュアル」や、

エクセルで作成した「会社の取り扱っている商品の情報を表にしてまとめた一覧」

などを

退職するまぎわに会社のPCから消したりした場合は、

一応、それらは会社で仕事中(勤務中)に作ったデータなので

会社のものであるデータではあります。

 

しかし、とくに会社の上司からの指示で作成したわけではないので

従業員個人の私的なものなので

それを作成した本人が消したとしても

会社へ損害を与えたことにはならないので

事件化することはないみたいです。

 

まぁぶっちゃけ

“会社からの指示で作成したのであろうがなかろうが”

ワードやエクセルで作成した程度の

パソコンの中のデータを消しても刑事的な問題になることは

ほぼないでしょう。

 

 

 

また、会社を退職するまぎわに

パソコン内のメールを根こそぎ削除してきた場合

(メールもデータ)

警察が事件化するかどうかは

その消したメールの内容と

メール消されたことで

実際に会社に多大な損害が出たかによる、と思います。

 

顧客、得意先との契約関連、発注・見積もり依頼、打ち合わせ、、、などの

メールをたくさん削除してきたのであれば

それはちょっと危ないかもしれません。

 

もうすでに済ませた(終わった過去の)仕事の事案のメールであれば

いくら消しても問題にはならないのですが

現在進行形で進んでいる事案の内容のメールであれば

消したことによって

取引に実際に支障が出た場合には

警察が事件として取り扱うことはありえます。

 

・・・まぁ、レアケースですがね。

普通は重要な内容のメールをどれだけ消されようとも

メールぐらいで

警察はなかなか動きませんが。

 

 

とにかく会社にとって、ものすごく重要とはいえないデータを

いくつか勝手に消すぐらいは別に刑事的に問題にはならないみたいです。

 

まぁどんなデータを消すのであれ

会社のパソコン内のデータであれば上司に一言、許可をとりましょう。

自分がデータの管理を任せられている立場だとしても

これは自分の判断で改変、または消去したら

上から何か言われるかも、、、と思ったら

事前に上司に軽く許可をとっておきましょう。

 

 

・・・・よほど会社にとって重要なデータであって

かつ、そのデータをたくさん消されて

会社に具体的な被害が出ていないと警察は動いてくれません、とは言いますが

過去にどんな事件で警察が動いたのかちょっと事件例をあげていきましょう。

 

以前、会社を解雇された元従業員(元社員)が

腹いせに

その会社のホームページ(HP)に不正にアクセスして

そのホームページのデータを意図的に全部削除して

警察に捕まったことがありました。

 

また他にも、退職した元従業員が

会社への腹いせに

会社のパソコンに不正にアクセスにて

会社が管理していた顧客データを何万人分か消して

警察に捕まっています。。。。

まぁ顧客、得意先関連のデータを消すのはけっこうヤバいと思いますね。

 

なんというか事件例を調べていて

ホント、会社への腹いせにっていう動機からの事件が多いですね。

犯人の気持ちはよく分かりますがねぇ。

 

 

何度も言いますが、

警察は通常、会社の仕事上のデータを消されたという案件では

なかなか動いてくれませんが

相談くらいにはちゃんとのってくれるらしいです。

まぁ被害届の受理は遠回しに渋るらしいですが。

 

それに警察が動かないのには証拠の問題があります。

会社を退職する従業員や、元従業員が

たとえ、会社の重要なデータを消していったとしても

「その従業員が意図的に(故意に)データを消した」

という、直接的な有力な証拠がないと

会社がその従業員になにか聞いたとしても

「データが消えたのは、パソコンの故障が原因とかじゃないですかねぇ?

私は何もしてませんよ?」

とシラを切られたら、どうしようもありません。

 

会社がその従業員(または元従業員)が

「絶対にデータを消した犯人だ!」、と思っていても

警察は証拠がなければ

疑わしくても、怪しくても、会社がなんと言おうと

それだけでは動いてくれません。。。。

 

その従業員がやったと断定できるほどの有力な証拠は

なかなか見つからないでしょうし

会社側がなんとかして事件化させたいのなら

やはり、その従業員(または元従業員)に

「私が会社のパソコン上のデータを消しました」

と、うまく自白させる以外ないでしょう。

 

会社側は何度もその従業員に丁寧に下手に出て電話して

少しずつ事情を聞き出して会話を録音して

証拠を集めていく、ということになるでしょう。

 

 

あと従業員側としては

もし在職中に会社のパソコン内のデータを

データの整理のため。または、ちょっと会社への腹いせで

いくつか意図して消してしまい、

会社を退職するまぎわ、または退職した後に

会社から

「被害届を出してやる!」「損害賠償請求してやる!」

とか言われたとしても、完全に無視していいでしょう。

謝ったりするなど、まともに取り合わなくてもいいです。

 

消したデータがそんなに会社にとって重要なデータでもなければ

(客観的に見て)

警察は取り合いませんし

損害賠償請求にしたって債務不履行や不法行為で

会社から損害賠償の裁判を起こされたとしても

裁判で損害が認められるか微妙です。

裁判は手間がかかるので、会社だって暇じゃないので

ただ言いたいことわめいているだけなのです。

 

 

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おもしろい。そして参考になります(笑)

 

「触られた形跡もなくこっそりスマホを破壊されてしまう恐怖」

「郵便受けが分厚い冊子だらけでドエライことに!」

「大量メールが止まらない 迷惑千万なイタズラ」

・・・など。。。。

 

腹いせ、というのは会社にではなく

会社で自分に不当に厳しくあたってきた本人にやるべきもの。

地味ですが、結構精神的にききそうな嫌がらせばかり載(の)っています。

この本に掲載されている嫌がらせの方法はうまくやれば

警察も動かないものばかりで、なかなか実用性があると思います。

 

 

 

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会社辞めていく時に、データ封印したり破棄する人について

 

退職時は、しっかりデータにパスワードかけましょう!

 

 

 

 



 

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