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宝石の数を言い当てたら、全部無料でくれるゲームの話

 

 

どこぞの海外での話。

 

 

とある宝石屋が、人を集めて、ゲーム大会をするだとか言い出した。

 

 

その内容と言うのも、

透明な瓶の中に宝石の欠片が、たくさん入っていて、

その数をおおよそで当てることができたら、

その瓶の中に入っている宝石の欠片を全部無料でくれる、とかいうのだ。

 

 

で、広告だか宣伝に魅せられたのか、集まった人が、

それぞれ目の前に置かれている瓶の中に入っている宝石の欠片の数を、

ちゃんと数えたのか?、、、

好き勝手に、なんとなく、いくつだ、と次々に言っていくのである。

 

 

そして、その宝石屋いわく、全員大体数を言い当てているので、

もう全員正解でいいですよ、おめでとうございます!

 

 

目の前にある宝石の欠片は、全部あなた方に無料でさしあげます、

もうホント特別ですよ~、ということにした。

 

 

 

しかし、その無料でもらった、たくさんの宝石の欠片を、

陳列して並べて飾って置くための台座を買わなければいけないことは、

ゲーム大会に出る前に、参加者の条件となっていたので、

それを全員買わされることに。

 

 

まぁしかし、その台座自体も、

そんな抵抗感を感じるほど高くはないのであり、

数千円から数万円のまで、

好きな台座があるので選べるらしい。

 

 

綺麗な宝石の欠片を手に入れたのならば、

きちんと部屋に飾るためにも、台座は必要だ。

 

 

そして参加者は、まぁ手に入れた、

たくさんの宝石の欠片の値段に比べれば、

台座を買うくらい微々たる物だ、

やはり得したなぁ、とか思っているかもだが。

 

 

しかし宝石屋は、まさに、

その宝石の欠片を飾り置く台座を買わせることが、

その大会を開いた目的であった。

 

 

 

え、高い宝石の欠片を無料で提供したのに、どう考えても損しただろ、

とか思うかも知れないが、そんなことはない。

 

 

 

まぁちゃんと、集まった人にあげたのは、

間違いないなく、本物の宝石なのであるが、

どうやら人工物の安い宝石の欠片であり、

 

(ざっくり言えば、天然物に比べたら10分の1くらいの値段らしい)

 

しかも、欠片、、、そんなものは、いくらでもその宝石屋であれば、

タダ同然で、業者から手に入れることができるらしい。

 

 

 

なんか問屋とか、または宝石作っている場所とか行けば、

大量にそういう、店に並べる商品にはできないような、

宝石の成形過程にでたような感じの欠片や、

形の整っていない物とかが、たくさん余っているのかもしれませんね。

 

 

そのまま捨てるのも、もったいなければ、

なんとか活用できないか考えたら、

こういう感じの付属品で儲ける感じの商売方法でも考えついたんですかね。

 

 

 

 

<商売 販売 問屋 製造>