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“質権”とは本来どういうことに使われる権利なのか?

きひん

 

 

 

最近、質権とは、どういう権利なのか?について

私なりに少し調べてみました。

 

民法で質権というと、私の中で真っ先に思い浮かぶのは

街角にひっそりと存在している質屋とかでして、

「 なんか高価な物を預けたら

いくらか金を貸してくれるんだろうなぁ~ 

なんか、そういったのに付随ないし、

関連する権利なんだろうなぁ~、たぶん。 」

みたいな感じのイメージがありました、ので

ちょっと以前から、どんなモノなのか、気になってはいました。

 

それで、軽く調べてみたところ、

金をいくらか貸す代わりに

物を預かって、期限になっても、貸した金が、返済されない場合には

裁判所に申請して

その預かっていた物を競売にかける。

 

そして、もし誰かが、競売で買ってくれたら

その際に支払ってくれた金を

返済されていない貸した金の分にあてる、、、、、

ことができる権利というのが

質権という権利の内容みたいです。

 

 

はっきり言って、面倒くさいと思った。

なんで貸した金が期限までに返済されなかったら

わざわざ裁判所に申請して、競売にかけてもらってから

換金した後に

そこから未返済分の金を回収しなければならんのか?

手間がかかるし、時間もかかる。

 

普通に貸した金が返済されなかったら、

そんなまわりくどいことせずに

預かっている物を、借金のカタとして、そのまま自分の物にしてしまい

それを自分の裁量で、どこか好きなところへ、、、

高く売れそうなところへ、売り払ってしまえばいいのに、

( そういう内容で、最初に金を貸してやればいい )

なんで、わざわざ裁判所を通して競売にかけなきゃいけないのか?

 

どうやら、民法によって、金が返済されなかったら

その預かっている物を、競売にかけるのではなく

直接自分の物にする(質権)契約を誰かと結ぶことは

禁じられているようでして、、、

 

つまり、そういう(預かった物を直接自分の物にできる)契約を

誰かと結んだら、それは無効になりますよ~、

ってことになっている(規定されている)らしい。。。

 

ということで、どうしても “一般の人”

裁判所を通して、競売にかけて売れた金から

未返済金を回収しないといけないらしい。

 

 

 

 

それなのに、ちゃんと登録して

営業許可をもらっている 質屋さん の場合だけは

金を貸して、その代わりに、なにか物を預かったとして

その貸した金が期限までに返ってこなかった場合には

わざわざ裁判所に頼んで競売にかけて換金なんてせずとも

直接、その預かっている物を、自分の物に、、、つまり

質屋さんの物にして良い!、、、、、ということになっている!

 

なんで質屋だけ、預かった物を直接自分の物にできるのか、っていうと

普通、金を貸す時は

貸す金の金額に見合っただけの額の物を、代わりに預かることにするのですが

商売でやっているプロの質屋と違い

ただの一般の人が金を貸す場合であれば、たとえば、、、

 

10万円借りたいという人がいた場合に

「10万円を借りたいのであれば、それに見合うだけの物を預けてください」

ということになって

金を借りたい人が、とりあえず家にあった高価そうな物を

適当に持ってきたとしても、

物をきちんといくらか査定する能力が、金を貸す側(一般の人)には無いですから

金を借りる人から

貸し付ける金額(10万円)に見合わない、たとえば

30万円の物を不当に預かってしまう、、、

ということになってしまうかもしれません。

( もしかしたら意図的にやられてしまうこともあるかもしれません )

 

そうなると、金を借りた人が返済期限までに

金を返せなくなる事態になった場合には

その預けた物が、そのまま金を貸した人の所有物になると

物を預けて金を借りた人は、実質

差額分の20万円分を損してしまうことになってしまいます。

 

 

しかし、プロの質屋であれば

物を査定する能力が、しっかりとあるので

こういうことは、まず起こりません。

( 悪質業者とかでもなければ )

質屋として、登録されて、商売をしているので

許可を取り消されないように、大抵のところは、ちゃんとしていますし。

30万円相当の物を持って行けば、

10万円ではなく、きちんと相場の30万円ほどは貸りれる旨を伝えてくれる。

 

だから、金を借りる方も、もしも借りた金を返せずに

その預けた物を手放すことになって、

預けた物が、質屋の物になったとしても

特に損をすることはないでしょう。

預けた物と同程度の適正金額を借りれたのですから、

そして、それを返さなくて良くなったのですから。

 

このような経緯で、民法で原則

質物として預かった物を、貸した金を回収する代わりに

直接自分の所有物としてしまう内容の契約で

人に金を貸すことは、一般の人には禁止されているけれども、

質屋営業法という、民法より優先される上位的な法律で

質屋だけは、そのような内容の契約で

金を貸すことをOK、ということにしているのです。

 

 

一般の人が質権に関する契約を結んで

人から物を預かり、金を貸してあげたとしても

金が返済されなかった時に、

直接、預かった物を自分の物にすることはできないので

裁判所に頼んで、預かった物を裁判所の競売にかけてもらい

売れた金を返済にあてる、、、というのは

手続きも何かもかも面倒なので

アマチュアというか一般人の間では

質権を用いた契約は、あまり使われてはいません。

(結ばれていません)

 

そこらへんはプロの質屋の領域であり

一般人は、質権を用いた契約を結ぶべきではない!

ということなのでしょうねぇ。。。。

 

 

ということで、私達は質権とは、

どういう時に使われる、どういう権利なのかぐらいは、

なんとなく知っておく必要はあるかもしれないが、

私達自身が、その権利を用いて

誰かとの間で

物を預かった上で、金をいくらか貸す契約を結ぶことは

あまり、、、、無い!、から・・・

 

自分が質屋になるか、

自分自身が、質屋に何か預けて金を借りる立場にでもならないかぎり

私達の日常には特にカンケーない権利、ということですね。。。

 

 

SH

 

 

なんか記事に見合った本を探していたら、

たまたま、この本を見つけたので、こっちの方を貼る。

 

こっちは、嫌な奴、苦手な奴のことばかり考えて

頭がいっぱいなのに・・・

そんな時、とうの嫌いな奴本人は

のんきにパフェ食っているとか、すごくあり得そう。

 

そんなこと言ってたら、

なんか、こっちまでパフェ食べたくなってきた。

 

 

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