前回のあらすじ
とある食料品販売店で
週5で入っている夜勤がこなくなって、
その分、店の店長が眠気をこらして
夜勤しなくちゃいけなくなった。
・・・結局、その夜も夜勤は待てどもこずに
電話してもでずに、寝ずに仕事しなくてはいけなくなった。
そして店長の心の中には、すでに黒い負の感情があった。

その後、1週間ほどたってから、何食わぬ顔して
バックレたと思われた夜勤は出勤してきた。
どうやらずっと今まで夜勤入っていたのであるが、
そのせいで体調崩して寝込んでいた、とかいうことであった。
嘘かほんとか、分からぬが、店長は、
今まであなた一人に夜勤押しつけてもうしわけなかったね、
これからは、ちゃんと休むときには無断欠勤せずに
事前に伝えなさい、と優しく諭した。
それだけで彼のおこないを特に咎めず、叱らなかったのであった。

けれども店長の心中はすでに決まっていた、
すぐに人数足りないからね~ということで、
控えの夜勤を面接して雇ったのであった。
そして、しばらくの間、その新しく入った夜勤に
店長は仕事を教えながら、
元いた20代の一旦バックレた夜勤にも、
二人で一緒にこれからがんばってもらわなければならないので
新しく入った夜勤にも仕事丁寧に教えてあげてね?
君は先輩になるんだぞ!と、言ってあげたりもした。
その1ヶ月くらいが過ぎて、新しく入った夜勤が
大体仕事を覚えて、使い物になってきてから、
その新しい夜勤にもっとシフト入れる?と店長が
もちかけてきて、ハイお願いします!と言ってからすぐに
店長は次の週のシフト作成に取り組んだ。
で、結果は、新しく入った夜勤バイトは、
週4日シフトにこれから入ることになって、
以前バックレて、また戻ってきた夜勤バイトは
週1日にされてしまった。
それで出勤してきて、その来週のシフトを見た、
バックレ夜勤の絶望した表情を見て、そして
居させてくださいよ~と乞う声を聞いて、
少しだけスッキリした気持ちになりましたとさ。

しかし、休みたいときに自由に休めない夜勤もそうですが、
一度バックレてしかも数日経っているのに
なにくわぬ顔で戻ってくるヤツもどうかしていますが、、、、
受け入れてくれるわけねぇだろ、今更。
自身の親でもなければ、そんなに優しくはないだろ。
赤の他人だぞ、職場の店長は。
SH
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