知人の話。
その知人は女性で、とある会社に勤める普通の事務員であるのだが
入社した当初、気軽に話しかけられる他の女性社員がいなかったもので
なんか事務所内で、暇そうにしている男性社員に話しかけて
雑談とかするようになったらしい。
まだ入社したばかりで、誰とも仕事の愚痴とかもこぼせなかった
それに気さくに話しかけられる、なにか話してもなんか
その話も会社内に広まりなさそうな
なんていうか無難に話しかけられそうな人だったらしいのだ。
で、その男性社員は、独身の30代前半の男性で
特に役職とかにもついていない
なんか事務所内で、いつもポツンとひとり黙々と
仕事をしているような人だったのであるが
入社したばかりで、ちょっとした仕事が分からなくても
まわりにねぇねぇ、と気さくに話しかけられる女性社員がいなかったので
休み時間に、一人で休憩室でコーヒー飲んでいた時に
ちょっと話しかけてみたら、案外、普通の人で
話もかみあうし、優しくいろいろ会社の細かいことを教えてくれたので
休憩時間や、就業時間が終わったら、いろいろ仕事の話や
雑談をするようになった。
ちなみにこの入社したての女性社員は、この頃まだ20代前半。
同僚の女性社員の輪の中に、なかなか入れずに
試行錯誤していた時期に、異性であっても
気軽に話しかけていろいろ会社内の情報を教えてくれる
この男性は、会社内の唯一安心できる先輩であり、
不安と日頃のうっぷんを紛らわすために、ついつい
結構、機会があれば、こまめに話しかけてしまった・・・・
まぁ、ちょっとした、お兄さん感覚である。
しかし、男性の方は、その新入女性社員を
単なる後輩社員とは見ておらずに、普通に異性としてみていたわけであり、、、、
まぁつまり会社内だけの人間関係だと割り切っていなかったのか。
ある日、普通に、いつもどおり、その女性社員が
その男性に話しかけて雑談していたら、唐突に
「いつ結婚してくれるの?」とか聞かれたらしい(笑)
言われた側の女性社員は、何言われたのか分からずに
当然ポカーンとするのであるが、
で、それで、「いや、その、、、、」とかとその場は言葉を誤魔化して
しのいだらしいのであるが。
そのあと、しばらくしてから「・・・ああ、そうか、まずったなぁ~」とか
思って反省したらしい。
(でも、それにしても、いきなり結婚とか、、、、
本人はすでに付き合っているつもりだったのか、クソワロス。
いろいろと、こじらせすぎだろ。
言われた女性側は、ドン引きだろうに、、、)
自分は、相手側の男性からすりゃ、若い独身の女性社員であり
何度もこまめに話しかけられたら、
別に独身でも、そうでなくても、「もしかして俺に気があるのかな~」
とか思って勘違いされてしまう。
まぁ、さらに独身だから焦っていた、とか、寂しかったとか
チャンス到来とか思ったのかも知れませんが。
若い女性側から見れば、自分よりも一回り、二回りも年上の男性なんて
まったく眼中に入っていないのに
そこんとこ分からずに勘違いしてしまう、というのも可哀想な話である。
なので若い、特に新卒とかで、新入社員とかで
事務員として入社する予定の女性は、そこんとこよく理解して
あまり男性社員には、話しかけやすそうに見えたとはいえども
なれなれしく話しかけないようにして、
確実に距離を保ちつつ、付き合っていくようにしましょう。
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