どうせ誰も読まないブログであるのなら
何書いてもいいよね?
最近、頻繁に更新していたのだが、ほんと全く誰も来ないとさすがに
気が滅入るのだが、、、、こういう運命なのだろう。
さて、今回なにについて書こうか?
昔、勤めていた会社(中小企業)の新年会での出来事でも書こうか。
まだ、当時、私は20代前半であったのだが、
まだ入社したてだっけ。

その時、新年会で一緒に酒飲んで、一緒に帰ってきた
会社の経理部の部長の男性がいたのであるが
お互いに、かなり酔っていた。
一緒に酔っ払いながら宴会場から歩いて帰ってきて
電車に乗ってお互いに酔いながら軽く雑談をしていた。
で、その経理部長はなんと当時、81歳だった。
当時、勤めていた会社では定年制なんて無い。
働けるなら何歳でも働いて良いということだ。
親族ワンマンなら、ありがち。
まぁ私は、勤めて1年以内に、そこの会社を辞めてしまうのですが。
はっきり言って、あれから大分経っているから、
もうこの経理部長は・・・・
で、まだ会社に入社したての私に、その経理部長が
酔いながらポロポロといろいろ話かけてくるではないか。
なんか、会社には20年間働き続けているんだとか。
60歳の時に転職してきて、それから20年間いるんだとか。
で、会社のいろんなところを見てきたんだとか。
っていうか、普通にその経理部長と60年差の
年の差があるとか。
なんか今思えばかなり笑えるがw
なんでそんな人と一緒に帰ってきたのか、
今でも謎だ。
私も若かった。
で、その経理部長が会社の過去話をしてくるではないか、
酔っているのかペラペラしゃべる。
私は自分よりも60歳年上の人の話を
ただ、うんうんと聞いていることしか出来なかった。
で、どんどんいろいろ話しかけてくるのであるが
その中で印象に残った話の中で
地元の税務署が会社に突然、乗り込んできた話が面白かった。
まぁ当時は何言っているのか理解できなかったが・・・

なんか知らんが普通に業務中の日中に突然
地元の税務署の人が何人かズカズカと入り込んできたらしい。
詳しくは知らんけれども。
どうやら、誰かからの噂ないし通報があったらしい。
脱税していることを誰かがチクったのか?
元従業員か、はたまた、、、誰だ。
とにかく、税務署はそういった情報を敏感にも
ずっと集めていたらしい。
で、いきなり会社内に税務署の人が乗り込んできて
いろいろ探し回るではないか。
事務所にいた従業員はみんな呆然としている。
で、とうとう見つけてしまった。
事務所にある社長夫人の仕事机の下に
黒い大きなバッグがあった。
税務署の職員が、離れろ、中を見せろ、と言ったけれども
社長夫人が嫌がる、しかし普通に中を
強制的に開かれて見られてしまった。
そしたら、なんと大きなバッグの中には
5000万円の大金が入っているでは無いか。
で、税務署の人がこれもっていくね、と言ったら
社長と社長夫人が、勘弁してください、やめてください、
このお金は、一生懸命に働いてくれている従業員に払う
今度のボーナスなのですよ、とか、ほざいたらしい。
私が最初にもらったボーナス3万円なんですけれども・・・・
誰に払うボーナスだって、え?(笑)
で、それでその場で税務署の人と、社長夫妻との交渉が始まったらしい。
社長夫妻が、5000万円丸ごと持って行かれるのは厳しい、
せめていくらか残してくれないか?ということで
懇願しはじめた。
税務署の人だって、せっかく乗り込んだんだから
手ぶらじゃ帰れない、、、、、
それでいろいろ妥協したのか2000万円持って行かれた、とかなんとか。
4割近く持って行かれたのかと嘆くべきか、それとも4割で済んだと
ほっとすべきなのか・・・・
とにかく、そういうことがあったらしい。
その経理部長いわくだが。
80歳越えている老人で、しかも酔っている人間の言葉がどれだけ
信憑性があるのかは分からないが、なかなか今思い返してみると
面白いかも、とか思ってしまった。
しかし、なんで入りたての新入社員にそんなこと言うのかw
まぁ20年間中小企業で経理として働き続けていれば
いろいろそういった場面を見ることになるのだろう。
それにしても言い訳が従業員のボーナスとかw
もっとマシな言い分思いつかなかったのかよ。
でもまぁどこの中小企業でも多少なりとも
そういった隠し金はいくらかあるでしょうがね、たぶん。
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