昔、何百年も前に、海外のどこぞで、よく用いられていた
拷問方法としては、寝かせない、不眠拷問というものがあったそうで。
とにかく今夜どころか、ずっと寝かせないぞ♡
つまり、被疑者?をずっと寝かせずに、意識がもうろうとするまで
絶対に寝かせない、
檻にぶちこんで、寝ようとしていたら、看守に「おい寝るな!」とか言われて
体をガクガク揺すったり、こまめに頭を小突いたりして
寝るのをずっと見張って、寝かせないように邪魔するのであった。
四六時中ね。(4×6で24時間)

こういうのは、よくやったらしい。
意識がもうろうとしてくれば、やってなくても
意識がとおのいていくので、誘導尋問により
勝手にやってもいないことを尋ねられるがままに答えてしまい
自白してしまう。
それに、特にコレと言った拷問器具を用意しなくてもいいからね。
時間はちょっとかかるかもしれないが、まぁ数日で済んだ。
ちなみに人類の不眠断眠記録は、11日間だ。(たぶん)
これは結構凄いことだが、そこまで耐えられる人間は少ない。
特に、牢屋という特殊な環境ならなおさらでしょう。
その時代の、そこの地域の牢屋内っていうのが、どういう場所なのかいわずもがもな。
とにかく不衛生につきる。

日光なんか入ってくるわけもなく、ノミ、シラミ、カビやら、うじゃうじゃ。
(まぁたいてい地下室だったらしい)
体は食われまくり、かゆいかゆい、まともに眠れるわけもなく。
肌着なんかも、与えられるわけもなく。
あとオマケに鎖やら、ロープやらなんやらで拘束されていて
自由に寝たい姿勢で寝れるわけもなし。
また場合よっては、めちゃくちゃ、狭い牢屋に入れられて
体を伸ばせず、体を縮めないとどうしようもないところもあったんだとか。
しかも、他にその牢屋に留置されているヤツラは、普通に拷問されているヤツラも
いたし、叫び声やら、命乞いが聞こえてくる。
いつ自分だって、不眠の拷問から、直接、体に危害を加えられる拷問に切り替えられるかも
分からないし、恐怖で寝られるわけがないじゃないか。
あと、さらにオマケで、裁判官とかの善意で「安眠できないようにね♡」ということで
体の上に重しがのせられることもあったとか。
もう拷問じゃなくて、これ自体刑罰じゃねぇのか?
まぁ他にも、もっとヤバい拷問は当時たくさんあるので、、、、マシな方なのか(笑)

あと、動物でも不眠症になると、いろいろとヤバくなるので、
人間だって不眠症になった人は、特に当時、そんな牢屋にぶち込まれた人は
早めに不眠という苦痛をとりのぞくために、、、それが気が狂ってしまうのか
頭を壁にたたきつけて自ら楽になろうとする人達が多かったのだとか。
・・・他にも、書きたいことや、言いたいことあるけれども
この不眠拷問方法のやり方について、他にもバリエーションあるので。
それはまた気が向いた時に書こうかと思う。
とにかく牢屋にぶち込まれて監禁されること自体が、
一種な十分な拷問となりえた、という話であって。
SH
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