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借りた物を許可無く他の人に貸すのは犯罪か?

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人から借りた物を、また他の人に貸してしまうのは、法的にどうなのか?

もちろん最初に貸してくれた人(所有者)に、許可無く貸した場合です。

 

小・中学校の時でも記憶にありませんか?

同級生に漫画とかゲームを貸しておいたら

いつまで経っても返してくれないから、返すように催促したら

「今、他の人に貸しているから、そいつから返してもらわないと返せないよ!」

と言われて、なんとなく腹が立ったことはないでしょうか?

 

それで、

「お前の物じゃないのに、俺が貸してやっただけなのに、コイツなにやってんだ!

もう、コイツには絶対今後何も貸してやるもんか!!」

とか思ってしまうわけですよ。

 

で、直接、仕方なく、その今現在保有しているヤツのところまで

自分が取りに行くなりするわけです。。。。

 

 

とにかく、そういう、又貸し(またがし)、というか

転貸(てんたい)をしたら

法的に・・・つまり刑法的に言うと 横領罪 になったりして犯罪になるのか?

ということを、弁護士さんに聞いてみました。

 

横領というと、つまるところ、その貸し付けた物を自分の物にしたのか?

そうみなされるのか?、、、ってことですね。

 

それで弁護士さんいわく、一時的に誰かに勝手に貸した、ということであれば

「横領した」とまでは、いえないでしょう、とのこと。

 

さらに、貸してくれた所有者から

あとから同意を得られそうであれば

なおのこと、勝手に誰かに貸しても

ただちに、横領になるようなことはない、とも言っていました。

 

 

・・・・あとから、同意を得られそう(同意してくれそう)ってさぁ、、、、

そりゃあ、物を貸してやった人から

「ゴメンネ!今、他の友達にあなたから借りた物、

無断で貸しちゃったから許してね。テヘッ」

とか言われたら、貸してあげた所有者も、あきれて

「ああそう、ふーん・・・」

みたいな感じで、その場で何も異議を言えないこともあるでしょう。

または付き合い上、仕方なく沈黙する、ってこともあるでしょうし。

 

とにかく、表面上はともかく、普通は本心から同意することなんてないでしょう?

余程、やむを得ない場合でないと

自分の物を勝手に他の人に貸すことを、

許容する人なんていないと思いますが・・・?

 

まぁ、それでも、とりあえず表面上だけであっても

何も文句を言わなければ

事後的にOKしたことになり

問題はないってことになるんでしょうけれども。。。。。

まぁ仕方ないことでしょうね。

 

 

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とにかく、勝手に人から借りた物を所有者の許可無く

他の人に貸すことは、横領した(処分した)とはみなされない、ということです。

 

しかし、もし、勝手に所有者に黙って、他の人に“貸した”のではなく

あげた(贈与した)とか、売った(売買した)というのであれば

借りた物を処分した、とみなされて 横領になりますがね

 

そういえば、中学生の時に

同級生の男が、人からゲームソフトをいくつか借りて

所有者から返せとか言われていた時に、

「お前から借りたゲームは全部、他のヤツに売ったから、返せねーよ!

仕方ないじゃん、金に困ってたんだから」

とか真顔で言っていましたが・・・

なんというか、

学生の時って、そういうことしても罪の意識というか

自分のやったことが犯罪である、という認識があまりないんですよね。

 

万引き以外なら、まぁたぶん何やっても許されるだろう、

とか思い込んでいるフシがあるし、今思えばかなり怖いですね。

そんな奴らの管理している義務教育の先生なり教師なりは偉い。

あと、義務教育でも多少は法律の授業くらいやれ、特に刑法とか。

 

 

それで、横領したのか、そうでないのか?

つまり、最初に借りた人が

一時的に誰かに貸しただけなのか(横領していないのか)、

それともあげたり売ったりして処分してしまったのか?(横領したのか)

どっちなのか?というのを、

どのようにして見分ければいいのか、というと

なにかしらの贈与や売買した契約書が残っているかどうか調べればいい

というのが一つ見分ける方法ですし、

他には、実際に又貸しで、貸してもらったという人が

その借りた物を自分の物として扱っているかどうか、

つまり貰ったり買ったりして

自分の物になったということを自覚して扱っているのかどうか

というのを様子を見ていれば、大体分かると思います。

 

それに、また他の見分け方としても、

たとえば、又貸しされた物が

漫画本とかゲームソフトとかであれば

いかにも友達との間で、回し読みしたり、回して遊んだりしそうな物であり

それらを又貸ししてしまいました、と言われれば納得もできますが、、、、

もしも、又貸しした、という物が、比較的高価な物であったりして

それも又貸しされた人が、又貸しした人と、特に縁も無さそうな人であれば

それは又貸ししたのではなく、贈与したり売買した(処分した、つまり横領された)

のではないか?と疑っても、おかしくないでしょう。

 

客観的に見て

又貸ししただけじゃないのか?

いややっぱり、そうじゃないっぽいのか?(横領したんじゃないのか)

、、、、など、まわりの目から見たら普通はどう見えるのだろう?

ということを念頭において考えれば

又貸ししただけなのか、横領までしたのか判断する方法を

いろいろ、あげて、書き出してみましたが、

あまり難しく考えなくとも

意外と誰でも簡単にどちらなのか判断できることだと思います。

 

お金を借りるときに知っていると得する裏事情 : 金融機関の融資基準あれこれ

 

 

まぁ理屈上、横領になったとしても、

警察が事件として取り扱うかは、また別の話ですけどね。

横領された物が、あまり金銭的な価値がなくて

借りて横領したヤツも、自分の知り合いとかであれば

知り合いとか友人同士の中のもつれ、つまり民事的な問題にされて

当事者同士で話し合って解決しろってことになるみたいですが。。。。

 

 

そして、オマケみたいなものですが

民法的なことを言えば

今回話したように、勝手に他人に一時的に貸した物を、さらに貸してしまう

又貸しなんてことをされたら

横領罪には問えないとはいえ

物の本来の所有者は、即刻、貸した人に貸した物を返すように

請求することができます。

 

これは当たり前ですよね、

許可無く勝手に貸してしまったんですから。

本来の所有者としては

「お前だけに使わせる、ということで貸したのに・・・

勝手に他のヤツに貸すなんてどういうことだ?

もうこれ以上貸せないからすぐに返せ!!」

と言いたくなりますよね。当然。

 

 

<< ・・・一応、根拠条文は、使用貸借であれば(見返りのない無償で貸した)

民法第594条2項、3項を根拠に、、、、

そして、もしも賃貸借であれば

(貸してやるが、今月いくら見返りもらうとか決まっているなら)

民法第612条1項、2項を根拠として

本来の所有者は

貸借契約を即刻解除して、貸した人に返還請求できます。

まぁ法律上の理屈の上の話ですが >>

 

 

・・・・なんというか、

人に何か物を貸すときには、もうほとんど戻ってこなくてもいい

というほどの広い心で貸すか

別にもう戻ってこなくともいい物だけしか貸さないことですね。

 

まぁ、それでも、実際に貸した物を誰かにあげたり売られたりして

横領されたり、そうでなくとも又貸しされたとしたら

ものすごく腹が立つので

もうそいつとは縁を切りたくなりますけどね。

というか、もうすでに切れているのでしょう。

少なくとも、むこうはすでにそう思っているでしょう。

だから、こっちを軽んじて、そういうアホなことするんでしょう。

 

 

 

SH

 

 

 

 

 

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