なんというか人の記憶って言うのは、最初は曖昧なのであるが、
他の人に当時ああだった?こうだったの?とか言われて、
たぶんこうだったんじゃないの?とか言われたら、
たしかにそうだったかも、、、とか思ってしまうものらしい。
たとえば、昨日、取引先のなんとかいう人と初めて会ったのであるが、
その時に名前をたしかに聞いたのであるが、本人が名乗っていたので、
でも、どうしても顔も名前も、よく思い出せない。
(顔はよく見ていなかった、そして名刺はもらわなかった)
それで同僚にそのことを話したら、たぶん応対に出るのは
いつもなんとかいう人だから、こいつじゃないかと、
なんか顔やら髪型の特徴や服装や、
また名前をあげられたら、たぶん同僚がそう言っているんだから
そいつで間違いないだろ、とか、違っていても
そう思ってしまうのである。
思い込んでしまうのである。
自身がうろ覚えな時に、他者から「こうだっただろ~?」とか
示されて提示されたら、たぶんそうだろうから、、、だんだん
そうに違いない、とか思ってしまう物である。
また性格に関してもそうである。
その取引先の人とちょっとしゃべった時には、
特に普通の人というイメージがあるが、
同僚から、あいつこんな性格で癖があっただろう?とか言われたら、
たしかに会話した時に、ちょっとあんなこと言ってたし、
そうなのかもしれない、と同僚から言われたことキッカケにして、
おそらく同僚がそういうのだし、、、それに同僚が言っていたことと
同じような醸し出す発言が一言あったし、そういう人に違いない、
とか思ってしまうものである。
特に自身の記憶や、または会った人の印象を掴みきれていない時には
同僚とかの、ちょっとだけ信用できる人の意見を受け入れてしまいがちである。
つまり、自身のうろ覚えの記憶より、ああだろ~?とか
ちょっと自信ありげで経験ありそうなヤツの言うことに
依存してしまいガチなのである。
・・・あとちなみに先の話で言えば、
同僚が取引先の人のことを
癖のある人というと、
やっぱ変わった人なんだな、と
そういう性格なんだと思うくらいであるが、、、
もしも、嫌みったらしい人だったよね?とか言っていたら
変わった人だと思ったけれども、やはり性格に難があるんだな、、、と、
あんまり関わらないようにしようとか思ってしまう。。。
つまり、言葉1つで受ける印象が全然違ってくる、ということだ。
あんな人だったよね?と、人の印象を誘導する言葉ひとつで、
うろ覚えだった記憶が、左右されて決定づけられてしまうのである。
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(記事の中頃に書いてある)
<記憶>