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猟師が害獣駆除したら島流し?されるかもな法律の話

 

 

数百年前、動物が人よりも大事にされていた時期がありました。

歴史の授業で習ったよね?

 

 

その時にできた法律で、、、、、

 

 

“猟師(狩りを仕事にする人)以外は、

狩りをしてはいけません”というモノがあった・・・

 

 

一般人が動物を狩るのは、基本、もちろん厳禁であるけれども

猟師であれば

田んぼや畑などに勝手に入ってきて、荒らしてくる

害獣駆除のため、やむをえないので

銃での狩りをOKということにした、ということ。

 

 

たとえ動物は、めちゃくちゃ大切にしなくてはならない

この時代であっても、まぁ目をつむろうじゃないか、、、ってこと。

 

 

 

あと、意外に思うかもしれませんが

この時代、

普通の一般庶民は銃を持つことは当然禁止されていましたが

田舎とかにいる猟師とかは

お上が貸し与えるという形をとって、銃を持たせてもらっていた。

まぁ当然、銃の管理は厳しいモノにはなっていたが。

 

 

けれども、実際には職業猟師であっての、仕方無しの

狩りはOKということで許可されていたとはいえ

お上のその時の考え方や気分次第で、いつでも

猟師とはいえども罰せられてしまう可能性はあり得た。

 

 

なので、当時の猟師達には、やはりためらいがあったわけで・・・

 

 

なぜなら、猟師によるある程度の

仕方無しの狩猟が認められていた一方で、法律で

熊やイノシシ、オオカミが、

各家で飼っている動物(家畜とか)を

餌として襲おうとした時には

追い払ってもいいけれども、怪我まではさせてはいけません、とかいう

定めもあったからだ。

 

 

 

一体、どうすりゃいいんだ?

もしかして、あまりにも過激に追い払ってしまうと、アカンということで

猟師といえども捕まってしまうのか?とか思われたわけで。

どこまでがセーフなのか、いまいち分からなかったみたいで、困惑。

 

 

それに実際に、当時、捕まったのは猟師では無いけれども

とある田舎の村で、熊を倒してしまった農民が

罰として、どこぞの島に連れて行かれてしまった、ということがあったらしい。

島流しか?

 

 

 

なので猟師達は、本当にどうすればいいのか、よく分からなくなってきた。

これでは下手にうかつに害獣駆除できないではないか。

 

 

まぁつまり、何が言いたいのかというと

いろいろと荒らし回る害獣なんかよりも、もしかしたら

こういう法律を考えたお上の方が、厄介かもしれなかった、ということ。

 

 

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