“もしも”、知り合いから
「これ、あげるわ~」とか言われて
なにかの本を一冊もらったとします。
それで、もらったその本を読もうと、家に帰ってから
開いてみたら
パラリと本のページとページの間から
千円札が1枚落ちてきた・・・・
たぶん、本をくれた知り合いが “しおり” として
なんでか知らないが、千円札を使っていたのではないのだろうか?
他に適当に挟む物も無かったから。
( 普通はシオリとして使うか?疑問ではありますが )
しかし、「これあげる~」と言われたのだし、“これ” とは
本だけを指しているのではなく
その間に挟まっていた千円札も含むのではないか?
棚から、ちょっとしたボタモチが落ちてきた、ということで
こういう場合、そのお金も
本をもらった人は、自分のモノとして懐に入れて
ちゃっかり、もらっちゃってもいいのではないか?
・・・・とりあえず、いつものごとく弁護士さんに聞いてみた。
( 凄いくだらない質問ですが、答えてはくれた )
弁護士さんいわく、
本をくれた、その知り合いが
本来相手にあげるはずが無い物を
本に挟んで、くれた場合には
その本をもらった人が、それを見つけて自分のモノにしようとしたら
占有離脱物横領罪になる、とのこと。
まぁ、やっぱり犯罪になるんですねぇ・・・(当たり前田のクラッカー!)
挟んであったお金(千円札)まで、くれた、と考えるのは
無理があると。
自分に都合良すぎな考えだもんね。
まぁ、そうだわなぁ。。。(←何を期待していた<笑>)
ふつうに考えて、“これ” と言ってくれたら、それは
本だけ のことを通常指していると、客観的に見て分かりますもんね。
・・・しかし、それでもそういう時、
「 挟んであった千円札は、もらえたモノだと勘違いした~ 」
ということで、自分のモノにした場合は? (くどい!)
つまり、なんとかして、
「くれたモノだと思ってしまった」(=過失)
ということで、
その千円札を自分のモノにしても
罪に問われないようには出来ないものか?
とか、弁護士さんに聞いてみたら、、、 (なぜ聞いた?)
その “勘違いしました~” という発言をきいて
警察(他、検察や裁判官)が
はたして信用してくれるのでしょうか?
普通は、信用してくれないでしょう。
それに、その知り合いが、
相手にお金(千円札)をあげるつもりが
本当にあるのであれば
通常、わざわざ、まわりくどく本の間に挟んで渡す必要があるのでしょうか?
たまたま挟んであった、お金を、自分のモノにするのは
イケナイことでしょうよ・・・みたいなことを言われました。
他にも、普通もらった本の間に千円札が挟んであれば
その本をくれた、その知り合いの人に「これは?」と、
もらった人は、本当に自分にくれたモノかどうか確認するべきでしょう。
そのように確認もせずに、自分のモノにしようとしたら
“勘違いでもらった” のではなく
“意図的にもらった” と、まわりから思われても仕方の無いことでしょう、、、
とか言われました。
ま、まさに、その通りですよねぇ~、ねぇ? うんうん・・・(意味深)
ということで、本にかぎらず、
誰かからもらった物の中に
なにか、お金とか、金目の物が混じっていた場合には
ちゃんと、くれた人に確認をとりましょう。
大体の場合は、たんに、くれた人が気づいていないだけで
本来あげるはずの物では無い、と思われますので
自分に都合良く、善意でくれたモノだとは思い込まないようにしましょう!
(キリッ!)
・・・ちょっと余談ですが、試しに
自分の友人とか知り合いにでも、
こっそりと本の間に千円札を挟んで、そのことを伝えずに
実際にあげてみたら、どうなるんでしょうかね?
ちゃんと「挟んであったよ!」と申告して
告げてくれるんでしょうかね?
嫌な方法ですが、そういうので自分との距離感をはかって
付合う人間を選ぶ、、、っていうのは、
さすがに性格が悪すぎるか!
ふふ、、、ふふふふふ!
おすすめの本
SH
目の前にある千円札を、つかまなければ
もっとたくさんの万札でも、手に入れることが出来るのか?
まずは、そういった欲を一旦、完全に手放して
真っサラにならないといけないのかもねぇ。
幸せになろうとする強い情熱はあるのに、
幸運を受け取れないまま終わる惜しい人には
なりたくないのですよ・・・
<お金 本 栞 お札 紙幣 所有物 贈与 お札 勘違い 所有権 思い込み 横領>