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なぜ出始めの食材を食べると75日も寿命が延びる?

 

 

うろ覚えで書くので、あしからず。

 

 

季節になって出始めた食べ物を、食べることができたら

寿命が75日延びるとか言われているが、、、、

この話を今回していく。

 

 

昔、とにかく、江戸時代とかに関する庶民の流行についての

資料的な本を読めば

なにかにつけて、すぐに初物についてのことばかり

書かれているのを目にする。

 

 

それだけ当時は、季節に出始めたばかりものに、

庶民が興味があり探し求めて、買い求めた、というのだ。

 

 

でも、はっきり言って、初物は味ものってなくて不味いし

(後に出始めた物の方が美味いらしい、一般的に)

値段だって、今も、、、そして江戸時代は、、、、

昔はもっと高かった、とか。

 

 

でも、当時のみんなは、そんな出始めの物を

人より早く食べることができれば

運がいい、なんか良いことがある、とか思っていたらしい。

 

 

まぁ気持ちは分からんでもないが・・・

 

 

 

そして、ついでに寿命も延びるだろうとか思われていた。

 

 

でもなんで75日なの?具体的すぎやしないか。

 

 

一応、75日となった、と言われる出来事があるんだとか、へぇ~。

 

 

どうやら江戸時代、当時の、とある罪人が

死刑判決を出された際に、

とある裁判官から

 

「なんか最後に食べたい物ってあるか?聞いてやろうじゃないか」

 

とか言ったところ、その罪人は、

今の時期には売ってない、次の時期に出る食べ物が食べたい、、、とか

言ったそうな。

 

 

それで、次の時期の頭になって、

その食べ物が出始めるまでの75日間、

つまり2ヶ月とちょいとばかし、生き長らえることができた、とか

いうことらしい、、、、

 

 

、、、でも、結局、執行されたんだよなぁ。

 

 

そういうことから、けっして縁起がいいとは言えないんだけれども

処刑寸前の死刑囚でさえも

75日間は生き長らえることができるから、

出始めの物は、、、やっぱりすごいというか、縁起が良いと(笑)

そういうことでいいのか?

 

 

まぁこの話自体、どこまで事実なのかは知らんが。

 

 

はたして、刑の執行を、罪人の願いを叶えてやるために

待ってくれる裁判官なんて、当時いたのか?とか、、、そういうことで。

 

 

 

 

あと余談だけれども、

江戸時代、当時、あまりにも出始めの物がブームになって

買い求めるヤツが多くなってきたので

その時の、お上が

 

「この時期には、こういう食べ物が売りに出されるが、出始めは買ってはいけません!」

 

、、、とかいう、法律を定めて、

ひとつひとつ食材と、その出始めの時期などを、こまめにまとめて

ご丁寧にも庶民に教えてくれたことがあった。

わざわざ法律という形でね。

 

 

これが逆にアダになった。

 

 

この法律によって、庶民は、

 

「へぇ~、この時期の頭には、こんな食材が初物として売りに出されるのかぁ~、

これは買い求めなきゃな!」

 

といった感じで、

その法律を、初物の発売日の年中カレンダーみたいな感じで

目安にして、

さらに初物を買い求めたのだそうな(笑)

 

 

お上自身が助長して、ど~すんの、、、、

はたして法律は守られなかった。

 

 

 

SH

 

 

 

 

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