外国の話。 (日本の話であってたまるか)
高校2年生の息子が、学校の期末テストの数学で
高得点を取ったにもかかわらず
数学の成績がA、B、Cの3段階中
もっとも低い“C”判定の成績になっていた。。。
それで親が、学校の数学教師に
「どう考えてもA判定だろ?なぜに?」
と問い合わせたところ、数学教師いわく
数学の成績は、テストの結果だけではなく、それまでの
授業中に出した数学の宿題ないし、課題の
出来具合も含めて、考えられていると、、、
そして息子さんの宿題の出来具合は、
お世辞にも、あまりかんばしくないものであり
期末テストの結果を考慮に入れても、C判定にせざるをえなかった、、、
というものであった。
まぁ、もっともな話じゃあないですか?
なんか日本の大学の成績のつけ方に似ていますよね。
テストの結果4割、
それまでの宿題などの提出物の出来具合6割、とかで
成績をつけるみたいな・・・
だが、しかし、それでも親は納得できず
今度は電話越しとかではなく
直接、学校に出向いて、その数学教師と話し合いをしに行った。
以下、その時のやりとり。
( 親 )
「期末テストで、息子はがんばって高得点取ったんだからA判定でいいだろ!
宿題だって、、、まぁ息子なりに、がんばったんだよ!」
( 数学教師 )
「それでもC判定なものは、変わりません!」
( 親 )
「強情な奴だな~、、、、仕方ない、じゃあ
間をとって、B判定であれば、納得して引き下がってやる!」
( 数学教師 )
「C判定です!!」
・・・とまぁ、当然、両者平行線の交わることの無い、
こんな流れになり、親の方はまったく納得せずに
数学教師に対して訴訟を起こした。
訴訟を起こして、わざわざ裁判沙汰にして
親は教師に何を求めたのか?損害賠償金か?
・・・・違う。
息子の数学の成績のC判定を取り消して
A判定、もしくは最低でもB判定にしてもらうことを求めたのであった、、、、
さて、この裁判であるが、、、、判決が出るまでに
約2~3年間争ったのであった。
数学教師側の弁護士は、
「 たしかに期末テストの結果を、
最終的な成績を決めるにあたって重要視する、みたいな発言を
数学教師本人がして
あたかも宿題よりも、期末テストの結果が、より成績を決めるにあたって
影響を与えるような、強調する発言をしたことについては
生徒に、いらぬ誤解を与えてしまい、それは悪かった、とは思うが、、、、
それはそれであり、
息子さんの成績がC判定だったのは、息子さん自身の問題だろ? 」
、、、、とか、裁判のオリに述べている。。。
で、2~3年争って、結果はどうなったのか?
普通に、訴えた息子の親が 敗訴 しました。。。。。
よって息子さんの数学の成績はC判定のまま変わらず、、、、
裁判が結審して判決が出て、ぜんぶ終わった頃には
すでに息子さんは大学2年生になっていた・・・・
もう高校2年生の時の数学の成績とか、どうでもいいやんけ!?
なんで、そこまでして何年間も争ったのだろうか?
裁判している間の、親の発言を見てみると
「私はいつまでも、闘い続けます!」
などと述べている。
一体、なにと闘い続けていたのか?
なんか、しばらく争っていたら、引くに引けなくなったのか。
息子は、途中からあまり関係なく、ほとんど親の意地と
仕方なく応じるしか無かった
数学教師(高校側)との間の
裁判所を巻き込んだ、
もつれあいになっているようにしか見えないのだが。
その数学教師というか、最終的にはバックに高校側がついたんだから
その高校側も、訴えてきた親側と、いいかげん和解してあげて
法廷まで争った記念として、お望み通り
“B判定” でも出してあげれば良かったのにねぇ(笑)
私はそう思うよ、あ~あ。
健闘をたたえてあげるべき・・・?
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もう通信教育で、いいんじゃないかな?
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