以前、勤めていた会社で社長が、新入社員に説法を説いてたときに
ちらりと聞いた話であるが、
昔、まだ景気が良かった頃、
地元で、大きなショッピングセンター営んでいる会社があったらしいのであるが。
その会社は、地元ではたくさんの会社を仕入れ先としていて、
つまり地元では、様々な小さな会社の
得意先ということで鼻高々だったのだ。
お前のとこの製造した物を買ってやっているのどこの誰だ、俺だ、といった感じだ。
で、そこの会社のバイヤーは超偉そうだったらしい。
人をアゴで使う。
けれども、地元で、そこの大会社を得意先として
製造した物を購入してもらっている小さな会社達は
なにも言えなくて言うことに従うしかなかったとか。
それである時、その大きな会社のバイヤーから
仕入れ先である、小さな会社に電話がかかってきて、ちょっとお前のとこの
営業マン来てくれないか?とか電話がかかってきたらしい。
それで、なんか商談とかなにかで
粗相でもしたのかな~とビクビクしながら
営業マンが会社を訪れると、
「おおきたか!実は会社内の事務所とか、倉庫の方の電球が切れかけているから
全部換えてくれないか?」
、、、、とか言われたらしい。
はらわたが煮えくりかえりそうになるも、しぶしぶと黙って
言うことに従ったらしい。
仕入れを機嫌ひとつで切られたら困るから。
とにかくそういうことがあったらしいのだ。
だが、しかし時は少々過ぎて、景気が次第に悪くなり
もろにその大きな会社は時流の影響を受けて
経営していたショッピングセンターを
閉めることになってしまったらしいのだ。
それで、そこの会社で働いていたバイヤーなり、なんなりの社員達は皆、
退職という形で、会社から
ほとんど突然みたいな形で放り出されてしまったらしいのだ。
それで、地元で就活を始めるも、
そこの会社に勤めていたというだけで
まったく、周辺の今まで言いように、こき使われてきた
会社達はまったく採用してくれない。
門前払いとなり、地元では働き場所を失った、、、
、、、とかいう話をしていた記憶がある。
まぁな、そうなるわな。
人からされた仕打ちは、みんな、なかなか忘れないですからね。
一時期偉そうにしていても、その隆盛がいつまでも続くわけがないので
あまり普段から調子に乗るな、ということですね。
困った時には、誰も助けてくれない。
SH
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