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<江戸>近所の人が保証人にならないと契約できない?

みんな~

 

 

江戸時代の話。

大きな借金をしたり、家・土地などの比較的

高額な物を購入したりする時には、五人組、

つまり近所の人間にハンコを押してもらって

保証人になってもらわないといけなかった、らしい。

 

 

まぁ五人全員のハンコが必要だったのか、どうかまでは知りませんが

そういった近所の人達から、保証人になってもらうのも

逆に自分がなってあげるのも

なんか嫌ですよね・・・

まぁ仕方の無い部分もあったのでしょうが。

 

 

家・土地とかの購入など、新しい住居を確保する場合は

近所の人に頭さげてお願いするのなら

まぁお互い様だ、仕方ないって、ことで割り切れるかもしれませんが

さすがに、あまりにも私的な多額の借金をするなどを理由として

近所に保証人を頼みに行くのは、気が引けるし

了承を得られる気も、、、しない。

 

 

なので、五人組として定められている

近所の人達以外の、別の人達に頼み込んで

自分の五人組だと偽って

借金の保証人になってもらう人もいたのであるが、

金を貸してくれた人が、のちに、よく調べて

保証人になった人達が、本来の五人組の人達とは

違う人達だということがバレてしまい

当時の警察に訴えられて

捕まってしまうことなどがあった。

 

 

こういう場合、

偽の五人組として保証人になってあげた人達が

どうなるのかまでは知りませんが、

とりあえず偽の五人組の保証人をたてて

金を借りた本人はクビチョンパされて

さらされることとなっていたらしい。

 

 

・・・ということは、一般人は

それなりに理由などがないと

多額の借金は容易にはできなかった、ということなのか、当時は。

まぁ当時でも、保証人は要りませんよ、っていう金貸しなども

あったことは、あったらしいので

そういうとこでチビチビ借りていたりしたのか。

または親類縁者や友人などのツテを頼りに

借りたり、とかかねぇ。

 

 

 

 

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