うろ覚えで書く。
昔、今から130年ほど前の話になるのか、
(19世紀後半頃だったか)
どこぞの西洋の地域で、極刑判決が出て、絞首刑になる予定の男がいたらしい。
彼は海軍では働いてらしいが、病気を患ったらしく
除隊してから
とある女性に雇われて、その女性の家で使用人として
なんか働いていたらしいが
ある日、その女性の悲惨な目にあったと思われる遺体が
その自宅で見つかって、
彼の腕になんか犯行時についたと思われる傷が見つかって
彼が犯人だということで捕まった。
(それ以前に、その家で、なんか高価な物を盗んだとして
捕まって懲役刑半年くらっていたが、寛容な雇い主であった彼女が
働く場所無ければ、もう一度くるか?と誘って、再雇用されていたので
すでに怪しさ満点ですね)

で、捕まってから俺は何もしていないとか言ったらしいが、
それなりに証拠は集まっていたらしく
最終的に絞首で処刑ということになってしまう。
しかし、なんの悪運が強いのか、絞首刑を執行した時に
絞首台が不具合で機能しなかったらしいのだ。
それも3回連続で。
それでとりあえず中止ということになってしまった。
で、その後、もう絞首刑3回もおこなったんだから
刑は執行されたも同然だと言うことで、終身刑に減刑されたんだとか・・・
で、そのあと終身刑ということもなくなり、
なんと釈放されたらしい。
また、そのあと異国へと渡って、普通に結婚して
無事に生涯をまっとうしたんだとか・・・
で、なんかそのことについての映画が作られたり、曲が作られたりも
後になってからされたらしく、その地域では
なかなかに後世の歴史に残る有名な出来事であったらしい。
たしか国内でも昔、絞首刑をしたけれども失敗して
もう刑は執行済みだと、犯人だとおぼしき人が釈放されていますよね。

まぁなんというか、なんども試みたりして
失敗したら、なんかやはり執行する側としては
気持ち悪いですよね、なんか不自然ですから。
それとも、やっぱり実は犯人では無かった可能性もあるから、
とかいう理由で、実は執行しなかったのかね?
まぁ昔の話だから、当時のことは詳しく分からないけれども。
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