どうやらペンギンは、かつては空を飛ぶことが出来たらしい。
大昔のことらしいが、知らんかった。
普通にアレで、ほ乳類では無く、卵産むから鳥類だってことは知っていたが
どこぞの鳥みたいに最初から飛べない類いの鳥だと思っていた。
なんか知らんが現在のペンギンの泳ぎ方や、
骨格みたいなモノを調べたら
「昔、たぶんコイツラ飛べたんじゃなかろうか?」という話が
だんだん強くなっているとか。
つまり、泳いで、飛ぶことができる“鳥”だったというワケか
じゃあなんで飛べなくなったんだよ?
飛ぶ必要がなくなったからだとか。
ペンギンが住み始めた場所、つまり南極に
ペンギンの天敵になるようなヤツラがいなくて
飛んで逃げる必要が無かった。
それに、そんな感じで飛ぶことよりも、
水の中に潜ってペンギンの飯となる魚を上手にとることの方が、
ペンギンにとっては大事になってきて
だんだん飛ぶために軽量化された体から
あんなずんぐりむっくりなペチペチ歩くような重い体になってしまった、
とのこと。
ふ~ん。
けれども私の現在の住まいの近所に
古くて小さな動物園があるのだが、そこで飼われているペンギンどもは
毎日食いしん坊、エサとなる魚をもらっているので、もはや、
水に深く潜る必要性がなくなっている。
それどころか、そんな恵まれた環境にも、飽き飽きしているのか
いつも鉄格子の囲いの近くに寄りかかって
外の世界をひたすらに眺めている。
そんな外に出たいのなら、天井までは設置されていないのだから
昔の力を取り戻して
飛んで脱走してみてはいかがだろうか?
また、環境にあわせて、新たな進化ないし、退化が必要なようだ。
もしかしたら、脳の発達とかが必要なのかも知れない。
せめて人語を理解して話し、動物園の飼育員に
「ここから、たまに出してください」と求めることができる
ようにならないとね。
まぁでも、そう話せても出してくれないと思うが。
SH
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