うろ覚えで書きます。
知人の話なのですが、、、、
なんかその知人は、大卒で就職してから、
勤め先の職場で、
ちょっとしたイラストやらを描いたり、
他にも、ちょっとしたデザイン関係の仕事を任されていたらしい。
別に、その会社は、デザイン関係の会社とかではなく、
普通の会社であった。

なんかその知人は大学時代に、
絵やらイラストやらに、
のめり込んでかじって勉強していたらしい。
別にそんな美大とかそういう大学ではなかったらしいが、
時間があったので、興味あることをひたすら独学で練習していたとか。
で、そんなこと数年やっていたら、就活の時期がとうとうやってきた。
できればやはり大学時代に興味あって、頑張っていたことを
いかすことのできる分野に就職はしたかったが・・・
しかし、実際にデザイン系の就職となると、
いろいろと、かなりハードルが高くなりますし、ほとんど諦めて
普通の職種で就活していたらしいのですが、、、
けれども、とある会社の面接を受けた時とかに、
なんかそういう絵(イラスト)やら
デザインやらの勉強をしていて、実際にそれなりにできる、
ということを話したらしく、
その後、その会社で事務員として雇われることとなり、
最初は普通に事務処理とかの仕事を任されていたらしいのであるが、、、
半年過ぎたくらいから、
たしかあなたパソコンで絵とかそういうの描けて、
なんか作れるみたいなことを話していたよね?、とか声かけられて、
会社で作る資料とか、イベント時に、なんか客に配るためのパンフレットとかに
載せるイラストやら、模様やらのデザインとか考えて描く作業を
任されるようになってきたらしい。

ほとんど諦めていた分野での仕事が、忘れた頃に任されるようになって、
仕事終わって家に帰ってきてからも、
その会社のイラスト描いたりする、その仕事を
持ち帰ってからも、のめり込むようにやったらしい。
まぁなかなか簡単な挿絵くらいならともかく、
それなりに描ける人って普通の会社ではいないですし、
作る資料とかに、しっかりあうような物をそれなりのクオリティで作れる人は
当時のその会社内では便利だったのでしょうね。
わざわざ業者に頼むと、金かかりますし。
社員で、出来るヤツがいれば、そいつに任せた方がいいですね。
で、そんな感じで、どんどんそういった自分が好きで得意な仕事を、
社内の便利屋みたいな感じで任されるようになって、
ここに就職して良かったぁ~みたいな感じで、
または自分にしかできない仕事として、まわりから認知されて、
すごく居心地が良く、やりがいもあったのだそうな・・・
まぁそんな仕事生活が、結構続いて、
大卒後5、6年くらい続いたんだとか。
その間に、もちろんそういった絵描く仕事だけではなく、
社内での人間関係や、外部からの接客応対もさせられたらしいので、
胃が痛くなるような苦しい思いもしたのであるが、
やはり好きな、やりたかった仕事を全面的にさせてもらっているから、
なんとか何年も耐えられたらしい。
やはり仕事にやりがい感じると、辛いこと他にあっても、
そんなもんだろう社会人は、と、耐えれますよね。

けれども、やはり好きなことさせてもらえる、
ある程度、安定な仕事生活っていうのは、
いつまでも続かないらしい。
30代も目前で、職場に新しい若い事務員が入ってきた。
で、ソイツはなんか知らんが、すごい生意気だったらしい。
まぁ、若い社員はみな、仕事はできないが、
昔から口だけは達者で、礼儀知らずで、
生意気でむかつくと、相場は決まっていますからね。
で、そんな中、その知人は、
そんな新人の相手なんかしたくなく、
その時任されていた、イラスト描いたり、デザインしたりする仕事に集中して、
脇目ふらずに、取り組んで仕事をしていたらしいが、
なんか、その新人がいいな~、その仕事、私もちょっとだけ絵が描けるんですよ?
私にもできそう、やってみたい!とか、ぬかしてきたのであった。

で、最初はまったく相手にしなかったのであるが、
総務部の男性の上司が、少しだけでもいいから、教えてあげたら?とか、
ぬかしてきたのであった。
なんか、その知人も30代も目前だし、いつ(結婚して)仕事やめるか分からないし、
ちょっとだけ、、、ね?とか言ってきたのであった。
これには、かなり内心ハラワタが煮えくりかえりそうになったのであるが、
(それにセクハラ)
仕方なくテキトーに、ソフトの使い方だけ教えてやったらしい。
どうせ、やらせても、そんなに上手くないだろうし、
面倒くさくて興味うせたら、もうなんかやってみたい、とも言わなくなるだろう・・・
で、案の上、
分かんないですよ~!、とか愚痴たれながら、
(教えているヤツが悪いと言いたげな態度で)
その新人後輩が下手な絵やら、デザインとかを描いたりしたらしい。
それで男性上司が見て、まぁ○○さん(知人のこと)と比べて、
見劣りはするけれども、これから少しずつ、やらせていけば、
上手にもなるでしょう、、、ということだった・・・・はぁ?

で、なんか知らんが、徐々に今まで任されていた、
職場で、イラストやらデザインやらする仕事を減らされていったらしい。
そして、その代わりに、本来若い新人がやるべきである、
外部からのいろいろとやってくる客の
接待やらの仕事を増やされたらしい・・・
なんといいますか、仕事にもやりがいがなくなってきて、
それに今まで何年も耐えてきた、
積もり積もった職場での人間関係とかのストレスもあったのでしょう。
その数ヶ月後に、いろいろと理由を考えてつけて、
(親類の家の仕事を手伝うように言われた、とか、アリもしない理由を考えて)
綺麗に、頑張って退職したらしい。
特に不満とかを最後には言わなかった、とか。
まぁ今後もう二度と会うこともない連中ですからね。

まぁこういう感じで、これは自分にしかできない、、、だから安泰だ、
などと思うような仕事は、会社という組織の中ではアリエナイ、という話でしたかね。
いつでも代わりは、いくらでもいる、、、ということでして。
(それに絵やらデザインやらは、
その会社の本業とは、結局関係ないってことなんでしょうねぇ、
別にできるヤツがいたら、いたで、うれしいが、
いなくても別に困らない、と)
・・・ああ、あとどこの職場も若い女性の方が需要があるということですか。
職場に活気が出て明るくなるから、、、ということですか。
<職場 仕事 退職 理由 人間関係>