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<江戸>拷問せず、証拠だけで有罪にしたら人権侵害?

 

 

今から200年以上昔の話。

 

 

当時、窃盗の罪で、鞭で叩かれた上、盗みの刺青を掘られて、

あげくには都市から追放された泥棒がいたのであるが、

また戻ってきて、盗みを働いたらしい。

 

 

まぁなんとか、また捕らえたのであるが、

捕らえたときには、証拠となる被害者の財布をつかんだままで

あったらしい。

 

 

盗んだ財布を持ちながら逃げていたところを

捕らえられて、また裁判にかけられることに。

 

 

でも、泥棒本人は、そんなもん知らん、俺は何もしていないと否認。

 

 

 

で、その時、事件を審理した裁判官いわく、

わざわざ、捕らえた泥棒を、拷問なんかして自白をとらずとも、

被害者の証言ももちろんあるし、目撃者もいるし、

それになりより捕らえた時に被害者の財布を手に持っていたし、

それだけで十分、有罪にできるだろう、ということで

その主張を、自分よりも上の立場の人にしてみた、、、ところ。

 

 

上からは、まぁ今回はそれで良いでしょう、

けれども今現在(当時)の法律では、しっかり拷問して自白をとらないと

いけないことになっているので、

今度からそれに従いなさい、と言うところであった。

 

 

 

なんか当時の法律では、被疑者は犯行を否認していたら

たとえ他に明白な証拠があったとしても、

しっかり被疑者本人を拷問して自白をとりなさい、

それが被疑者の権利であり、

拷問して自白をとらないというのは、

被疑者の拷問を受ける権利を勝手に剥奪しているのだと、

いう見方であった(笑)

 

 

まぁ現代ではもちろん拷問は禁止ですし、

それによって得られた自白も証拠としての価値無し、という見方であるが、、、

 

 

 

とにかくその事案を担当した裁判官は、当時の

その拷問して自白を取らないといけない、という法律に

そのまま従うのもどうかと思って、現実的に判断したのであるが、

それに対して上からは、それはイカン、と叱られたのであった。。。

 

 

 

・・・ちなみに有罪になった泥棒さんは極刑になったとさ。

まぁ本人も分かっていたから、

どんなに犯行が客観的に明白でも、

がんばって否認していたのでしょうが。

 

 

 

 

<江戸時代 歴史>