とある寺子屋の先生の日常の苦悩、心配事①

テラコヤ

 

 

今から約250年程前の、江戸時代中期頃にあった

とある、どこぞの寺子屋(小学校)での話・・・

 

その寺子屋には、先生として

寺子達(生徒達)に、いろいろ文字の読み書きとかを教えていた

坊さんがいた。

 

つまり、そこの寺の坊さんが、自分の寺に生徒を集めて

教鞭をとっていたわけですねぇ。

 

 

 

そこの坊さんが、ある日、なにか思うところがあったのか

そこに通っている生徒に向けて、いろいろ

自分が今まで言いたかった事を、紙にまとめて書いて

その寺子屋の教室内の壁に張り出した。

 

その紙が、なんと今現代でも残っていた、、、ので

その紙には一体何が書かれていたのか

今回は、ちょっと簡単にそれを現代語で書き出してみます。

( 原文は古文書として、昔の字で達筆で書かれている )

 

 

教室内で、最近、ちまたで流行している歌(唄)を口ずさむな!鼻歌で歌うのもダメ!

 

当時でも、当然、いろいろ流行っていた歌とか曲とかあって

それを生徒が学校にきて

よく授業中に口ずさんだり、

鼻歌として歌ったりしていたらしい。

どんな歌とか曲が、流行っていたんだろうか。

ちょっと生で聞いてみたい。

 

 

筆の柄(持ち手)の部分だけ外して、それを吹き矢にして遊ぶな!

 

筆の柄(持ち手)の部分は、竹とか木で、できていて

中は空洞になっている。

筆の先の毛の部分を外して、柄の部分に

小さく、まるめた紙クズなどを詰めて「フッ!」と吹いて

教室内で飛ばして遊んでいたらしい。

人に当てたりもしていたらしい、それも授業中に。。。

 

 

いたずらに(ふざけて)、他の生徒の荷物の中を開けて、何を持ってきているのか、持ち物チェックとかするな!

 

いじめとかではなく、普通に興味本位でこういうことやる奴がいたらしい。

やられた方は、たまったモンじゃないですねぇ。

どこか厠にでも行っている間に、包みの中とか、開けられて

「コイツ、こんなもん持ってきてらぁ!」

とか、まわりに人に見せられたら嫌ですねぇ。

やっぱ、これはいじめか?

 

 

他の生徒の靴を、自分の靴と間違えないように、ちゃんと入り口に靴を並べろ!

 

寺子屋の入り口ないし、玄関には

そこの生徒の靴が無造作に、くちゃくちゃに置かれていた。

まぁ靴といっても、江戸時代は草履ですが。

その草履の種類というのは、

今みたいにカラフルでバリエーションが豊富だったわけは無くて

どれも簡素なモノで、派手な物は無く、どれも特徴が無く

なかなか見分けがつかなかった、、、、

それに草履に自分の名前を書く奴なんていないし。

だから、自分の草履と、他人の草履を間違えて履いていく

生徒が結構いたらしい。

 

 

寺子屋の帰りに、道中、買い食いをするな!

 

今時の小学生でも帰りにコンビニで

なんか買って食って返る奴は多いが

当時はかなり、そういうことに関して厳しかったらしい。

まず、寺子屋に、お金(というか銭ですが)を持ってくるのは

禁止されていた、、、、

が、しかし、みんな生徒は銭をいくらか持ってきていたらしい。

そして帰りに、道中出ている店で、友達同士で

そばを食べたり、駄菓子を買って食べていたらしい。

どうやら、当時はこういうは、はしたない、という意識でも

寺子屋の先生の心中にでもあったのか。そういう風潮だったのか?

 

 

家に帰ってから、今日学んだことを、ちゃんと復習しろ!

 

でないと、次の日、寺子屋で先生が、昨日の授業の続きとして

新しいことを教えようとしても

「 昨日、何を教わったっけ? 」状態になる生徒が出てきて

まず、授業の最初に昨日教えたことの

おさらい、から始めないといけなくなるので、手間がかかり

なかなか授業を次へと進めることができなくなる、、、

というか、そういうことが多発したらしい。

そういうのは、家で自分で済ませてこい、ってこと。

 

 

寺子屋の中を走るな!あと、戸を壊すな、もっと、静かに開け閉めしろ!

 

寺子屋、まぁ普通の寺であり、生徒達にとっては学校でありますが

みんな元気に寺の中の部屋(教室内)や、

廊下を走り回っていたらしい。

当時は、かなり、はしたないとされていた畳の縁(ふち)も踏みまくっていた、とのこと。

戸も、木戸やら障子戸とか、子供達がバーンと開け閉めしていたらしいので

障子は破れ、木戸はガタガタに。

なので、先生(坊さん)は、

「もっと行儀良く、戸の前で一旦止まって

軽くしゃがんでから、丁寧に開け閉めしろ」

とか普段から生徒に言っていたが、

なかなか言うことを聞いてくれなかったらしい。

まぁ小学生くらいの子に何を言ってもねぇ。

 

 

勉強に使って、文字とか書いた紙を、便所紙として使うな!

 

寺子屋にあった便所(厠、かわや)の紙が足りなくなったら

生徒が自分の勉強に使った紙を使っていたらしい。

勉学に身を置く、先生としては

勉強に使った紙を便所紙として使用するなんて言語道断、もってのほか。

自分が一生懸命に勉強してきたことに

自分で泥を塗るようにして、汚すのか?

たとえ、もう文字書いて、いったん使用し終わった紙であっても

便所紙として、使用した分だけ、

頭の中からも、せっかく得た知識が抜けていくぞ!、、、とか言いたかったらしい。

だから絶対にそういうことは止めろ!

というようなことが書かれていたが、、、

便所紙とか、ちゃんと寺子屋で、生徒に支給していたりしたのか?

(トイレに紙は常備ではない時代、それに便所紙は1枚15~20円)

便所紙を持ってきてなけきゃ、背に腹は、かえられないだろ?

 

 

つづく。更新したらリンク張っときます。

 

とある寺子屋の先生の日常の苦悩、心配事②

 

 

 

SH


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