おすすめ記事



債権の二重譲渡は犯罪になるか?横領とか詐欺とか?

るぅぇっ

 

 

 

たとえば、Aという人が、Bという人に対して

100万円の金を貸していたとする。。。

 

ということは、つまりAは、Bに対して貸した金100万円を

返してもらえる権利を持っている、、、ということになりますね。

 

そのAの、Bに対して持っている権利、

100万円を返還してもらう債権を

Aが、Cという人にあげてしまった。

 

そしてAは、そのあとに、さらに

その債権をDという人にもあげてしまった!!

 

こういうのを 債権の二重譲渡、と言います。。。

 

 

 

 

しりょう

 

 

 

 

なんで、すでにCにあげてしまった債権を

Aは、Dにも、あげることができるのでしょうか?

 

Aは、Cに最初に(Bに対して持っていた)債権をあげてしまったら

Aの手元にはもう、その債権は無いんじゃないのか?

もしかして、まだAの手元に残っていたのか?、、、、

 

、、、、とか思うかもしれませんが

とにかく、できてしまうものはできてしまうんです!!!

頭の中で、そう割り切ってください!

 

( 家とか土地などの不動産が

二重譲渡できる理由も、こんな感じです・・・ )

 

民法の規定で、債権どころか、家とか土地などの不動産の二重譲渡を

禁止するような規定がないんだから、

できてしまうものはしゃーなし。

 

 

 

 

そして、さっきの話の続き。

 

Aから、債権を、Cの次に、もらい受けたDは、

Cよりも早く、Aに頼んで、すぐに

「 あなたへの100万円の債権をDにあげましたよ、よろしく! 」

と、“Bから”  通知してもらいました。

 

 

こうするとDは、Cよりも後に

Aから債権をもらったとはいえ、

その債権を確定的に自分の物にすることができます。

 

そうなると、最初にAから、債権をもらったCは、どうすることもできません。

 

 

そうすると、Cは、債権を自分以外のDにもあげて

勝手に二重譲渡してしまった、、、“A”に対して怒りがわくです。

・・・なんとかして、Aを刑法上の罪に問えないモノだろうか?

 

家とか土地などの不動産を二重譲渡したい場合だと

すでに最初にもらった人の所有物になっている物を

まだ自分の手元にあるからといって

他の人に勝手にあげた、ということで

あげた人に横領罪が成立するか、どうかが問題になります。

 

今回の債権の場合は、どうでしょうか?

 

そもそも横領というのは、形ある「物」が対象となるので

その「物」に該当しない債権というのは

横領の対象にならず、

その債権を二重譲渡しても、横領罪にはなりません。。。。。。

 

 

 

 

・・・しかし、私は債権を「あげた」とか、さっきからよく言っていますが

実際には、債権を売っているので

債権をあげる際には、その分の代金を

あげる相手からとっているわけです。。。。

 

つまり、今回で言えば、Cからは、あげた債権分の

代金を、債権をあげたAは

すでにもらっている、、、ということ。

 

それなのに、Cは、その債権を、Dに奪われて

確定的に取得することが出来なかった。。。

 

ということは、Cは、Aに騙されて(だまされて)金だけとられた!

と見ることは十分可能なわけですので。

 

つまり、Aを横領罪に問うことが難しいのであれば

“詐欺罪” ということで訴えてやればいいのです!

 

 

まぁ、警察がどこまで、本気で、取り合ってくれるのかまでは分かりませんが

( 払わされた債権代金の額にもよるのではないのでしょうか? )

まぁ、とにかく、一応、

自分が、債権を二重譲渡されることとなった場合の

被害者になった時は

すでに自分が金を払ったのに、買った債権を

自分の物として取得できなきゃ、

二重譲渡した人を詐欺で訴えることのできる余地はある、、、、

ということは、覚えておいてください。。。。

 

 

 

SH

 

 

もしかして、これは詐欺だったのか?と思った時には

やっぱり詐欺だったという・・・

 

最近の詐欺は、私達の身近に自然に存在しているので

本当に気づきにくいと思う。

 

それにそういう詐欺の被害にあっても

警察はしょせん日常の取引上の問題として

なかなか介入してくれないから、

余計にサギ商法が、調子に乗って巧妙に

私達の生活の隙間に、違和感なく入り込んでくる、、、、

 

この本は小説形式で、いくつか具体的な詐欺事例をとりあげているので

そういうのを読んで、どんな事例があるのか勉強していくべき。

 

詐欺の基本的なやり口自体は、いつの時代も変わらないんですよ。

この本は、その基本的なところをおさえていると思う。

 

 

 


ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。 1巻【期間限定 無料お試し版】 (デジタル版ガンガンコミックスUP!)

 

 

 

<関連する記事>

 

“2人”に同じ家を売る約束をしたら横領罪で捕まるか?

 

債権を誰かに譲渡した”後”に債務者に伝える必要がある

 

自分の持つ損害賠償請求権を他人にあげれるのか?

 

 

 

<債権 二重譲渡 法律 犯罪>