大昔は、流れてきた物は発見者の物にしても良かった

 

 

今から500年前くらいの大昔の、国内の法律の話。

うろ覚えで書くので、あしからず。

 

 

 

昔、その頃、川や海から岸辺に流れ着いたモノとか、

あと、船は

(もちろん人が乗っていないヤツ、漂流船っていうのか、

つなぎ止めておいたのが流れてきたヤツか)

 

最初に発見して見つけた人が、自分の物にしてもいいことになっていた。

原則。

 

 

それらの流れてきた物の元の所有者が誰であれ、、、ね。

 

 

とにかく、当時は、どこの地域でも国内では習慣上、

大体、そういうことになっていた。

 

 

 

そういった習慣がある中で、

その頃の、とある地域では

こういう法律が作られて出された。

 

 

「 ここの地域内では、流れ着いてきた物に関しては、

たいした物でもなければ、見つけたヤツが、勝手に自分の物にしても

何も言うつもりはないが、

流れ着いてきた船(乗せていた積み荷も含めて)に関しては

発見者は勝手に自分の物にしてはいけない。

 

 

ちゃんと、元の持ち主に返すべき。

 

 

もし、元の持ち主が特定できない船であるのなら

解体して、この地域にある寺や神社の修理に使います。 」

 

 

、、、、といった内容の法律である。

 

 

 

なんで、もともとあった習慣に制限を加えて

船に関しては、明確に法律で、勝手に見つけた人が

自分の物にしたら、いけないことにしたのか、、、、というと、

 

 

その法律を定めた人の自領内ではない、

他の地域とかから

流れてきた船とかであれば、、、まぁ正直、

最初に見つけた人の物とかに勝手にされようが、どうしようが、

どうなっても構わないのですが、、、、

 

 

流れ着いた船が一見して、他の地域から流れ着いてきたのか、

それとも

自分のところの地域の船であるのか、

一般人には分かるはずも無いので

とりあえず一律に、どんな船でも

勝手に自己所有にすることを規制した、ということ。

 

 

なぜなら、もしも地元の地域内で、海運業やっている人の船が

流されてしまい

それを自由に最初に見つけた人の物にされてしまったりすると

地元の海運業者が、かなりの痛手を被り

地元の流通経済が立ちゆかなくなるから。

(支障が出る)

 

 

 

まだ、この時代、船もちゃんとした物ではなかったので

気候の乱れ、嵐とかの影響で

どこぞへ簡単に流されてしまう・・・

 

 

なんてことも多かったし、そんなリスクがある反面

乗せている積み荷は高価な物が多かった。

 

 

なので、それらを自由に

見つけた人が没収しても

良いということになると、

まともに海でのそういった危険を保証してくれる

制度もないので、海運業者はつぶれてしまう、、、、

 

 

 

なので、とりあえず、他領のものであろうが、

自領のものであろうが、

どちらの船であってもとにかく

見つけても自分の物にしたらいけません、、、

ということになったのだ。

 

 

それでもし、船が流れてきて、それが

他の地域から流れ着いてきた船であることが明確であれば

それは個人の物にはならず、、、、

みんなの物、自領のもの、ということで

公共物である、地域の寺や神社の修理につかう木材として

解体して使用します、という感じにした、、、らしいのだ。

 

 

 

こういった経緯を知って、なるほど、当時の人も

よく考えていたんだな、とか思ってしまった。

 

 

 

SH

 

 

 

 

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