将棋とチェスの違うところについて思うままに書いていきたい。
あくまで素人考えなので、気にしないでください。
・・・ちなみに将棋は私はあまりできませんが、
チェスはまぁまぁできます。
素人に毛が生えた程度にできます。
将棋もチェスも、たしかインド発祥の チャトランガ とかいうボードゲームから
進化した物ですから、ルーツは同じなのですが・・・・
やはり進化した場所(国)の違いからか、
それぞれ独自的なルールになっていると思う。
チェスの場合は、いかにも西洋というか外国的なルール
倒したコマは敵味方どちらもドンドン盤上から完全に除外して
ゲーム後半になると盤上の駒の数がものすごく減ってスッキリして
単純化 される。
それに対して、将棋の場合は、これまたいかにも日本的なルールで
倒したコマは、一時的に盤上から取り除いて、持ち駒として
またあとから使用して盤上に戻すことができる。
よってゲーム後半になっても盤上のコマの数自体はそんなに減らず
より 複雑 になってくる・・・・
このルールの違いは、
やはり西洋と日本の歴史的な
戦の考えの違いによるのではないのかと。。。。
チェス、つまり 西洋の考え方 の場合は
倒したコマ、つまり敵は完全に殺してしまう物であり
そのコマないし、敵が、もう一度盤上という名の戦場へ
生還して仲間になったりして共に戦うことなんてないという
昔の西洋の、血みどろの戦の歴史というか
シビアな現実的な考えが、そのまま反映されているような気がする。
( 捕虜なんていらねぇ、全員処刑してしまえ、根絶やしにしてしまえ
そして人の人生は一度きりであります的な思考 )
それに対して将棋は、日本の歴史的、戦国時代?的な考えで
倒したコマ(敵)を捕まえて、使えるようであれば味方として引き入れるなりして
殺さずに、もう一度自軍から盤上というか戦場へ送り出してみよう、
みたいな、情けをかけるみたいな、そういう考えが現れているような気がします。
( 武士の情けをかけてやる、裏切りをして、寝返りをして、
こちらで戦わないか的な思考 )
・・・もちろん日本の戦国時代、そしてそれ以前の戦争の歴史も西洋に劣らず
血みどろではありますが、なんか戦国時代あたりから裏切りが多くなってきて
それを認めていくようなところがあったので
雰囲気的に、ちょっと日本の方が、
敵に対して情け深いかなぁ~とか思ってしまうわけで。
まぁ西洋にだって情け深いところももちろんあるのでしょうが、
基本一族郎党、根絶やしだし、バイキングの時代も容赦なし、大航海時代も
現地民に容赦なしでしたし、、、ねぇ?
しかし、私個人としては将棋よりも、チェスの方が好きでして(笑)
ルールも将棋より簡単ですし、なによりゲームが進むと盤面から
自ゴマも敵ゴマもいなくなり、戦況が分かりやすく
お互いにさせる手も限られてくるので、あまり迷うことが無い。
よって大体チェスの場合、1ゲーム普通の人ならば
かかっても20~30分くらいで勝負がついてしまうのですが、、、、
それに比べて将棋は、やはり、相手の取ったコマをお互いに好きに使える
というルール上、それなりに1ゲームが長くなってしまうわけで。
普通の人でも1時間以上はかかってしまうとか・・・
やっぱり将棋は忍耐力が必要だなぁ、と思う。
ずっと頭働かせて長時間作戦練ってないといけないし
将棋うっている人はすごい。
チェスの世界には男性と同じく
女性のプロみたいな人は何人もいるけど、
日本の将棋の世界に今まで女流棋士をのぞいて
男性と同じプロ棋士になれた女性がいないのは・・・・
やっぱ一勝負に時間がかかりすぎて、耐えられないからじゃないからかなぁ?
う~ん。
・・・まぁとにかく、ルールの違いは有るけれども
将棋もチェスも純粋にゲームそのものを楽しんだ物勝ち、ということで。
SH
私の場合、まず初心者用のチェス本を1冊買って、それでルールを覚えてから
ネット上の無料の弱いコンピュータ相手に戦って
(1局15分くらいか、じっくりやっても)
そして、やられまくって
「ああ、ここにこうコマを進めるとダメなんだ~」
と、反省して、そんな感じで毎日1~2局くらいうって
コツコツやってたら、負けなくなった。
こういう感じで、ルールだけ覚えて弱いコンピュータ相手に
好きなときに15分くらい、遊んでいるのが
けっこうストレス発散になる。勝っても負けても。
なんか自分が今チェスさしているって思うと、
なんというかちょっと上品になった気がなんとなくする。
本読んで、定跡やら戦術やら、最後の詰めとかの勉強をつっこんで
するのもいいけれども、、、、、
正直、この歳で、めんどいし、別に強くなることが目的では無い。
コンピューターとチェスで優雅?に暇な時間
戯れることが目的なのである。
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