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大人と子供で“ひき逃げ”された時の対応や考え方の違い

はくじょー

 

 

今回は、車が、自転車をひっかけたり、はねたりした場合に

その車の運転手が、現場から逃げて、当て逃げないし、ひき逃げ、、、、

つまり、車側が自転車に対して

人身事故を起こして

そのまま逃げてしまった場合、

あとから、どういうことになったか?

(どういうことになるのか?)

という話を、ちょっとさせてもらいます。

 

まぁもちろん、車側が事故って、

その場で警察に、その旨電話して、通報しないと

道路交通法上の報告義務違反になります。

それに相手の怪我(ケガ)させて人身扱いになってしまったら、、、

これまた厳しくなる。

 

 

まず、私が免許を取りに行った時に

(10年以上前のことですが)

運転免許センターで、免許が発行されるまでの間に

時間を潰すために

センターの担当の教官から説法みたいな感じで

他の合格者と一緒に聞かされた話ですが、、、、、

 

ある時、とある車の運転手が、走行中に、

道路左わきにそって走っていた、おっさんのフラフラしていた自転車を

車のミラーにひっかけてしまい、転ばしてしまった。

 

それで、車の運転手は、すぐに車から降りて「大丈夫ですか?」と

その転んだおっさんの安否確認をおこなったが

そのおっさんは

「 大丈夫ですよ~、ケガとかしていませんから

気にしないでください、もう行ってしまってもいいですよ~ 」

とか言ってきた、、、それに

おっさんの自転車も壊れておらず、そのおっさん自身もピンピンしていたので

まぁ、このまま去ってしまっても大丈夫だろう、ということで

軽く謝ってから、車に戻り、そのまま行ってしまった・・・

 

しかし、そのあと、家に帰ると

すぐに警察官が家までやって来て

「 あなた、ひき逃げしたでしょ~ 」

とか言われて、その場からすぐに去ってしまった運転手は

連行されてしまった。

 

実は、あの自転車に乗っていたおっさんは、しっかりと車のナンバーを

見て覚えていて

一旦、帰ってから、すぐに警察に相談しに行っていた、

ということでした。。。

 

 

その車の運転手は、ひっかけた時に、車から降りて「大丈夫ですか?」と

自転車側の安否確認をするだけでなく

おっさんが、なんと言おうと、

とりあえず警察には事故として、連絡して、呼んでおくべきだった。

無事だと、安心して、そのまま、その場から去ってはいけなかった。

 

まぁ、しかし、相手が一見して、たいした怪我とかしておらず

ピンピンしていれば、みずから警察に「事故を起こした!」と

言って電話するのは心理的に、はばかられるでしょうよ。

連絡したくない、その気持ちは分かる。

大事にしたくない。

 

わざわざ自分で、自分を追い込むようなマネはしたくない。

まぁ、その結果が、人身事故のひき逃げ扱いとなり、

免停となった、、、ワケでして

その運転手が、その後しばらくしてから、

運転免許センターにしばらく通うことになり、

この話を私にしてくれた教官に、今回の免停になった経緯を話すわけでして。。。

 

その運転手が、被害者となった

自転車に乗ってコケた、おっさんの元へ

仕方なく謝りに行ったら、

「 いや~、悪いとは思ったんだけどねぇ! 

ああ、あと自転車も実は壊れてしまったので、その分も弁償してくれませんかね?

あと、私自身も診療所の医者に診てもらったら

打撲とかいわれたから、その分も・・・ 」

とか、普通にイケシャアシャアと言われて請求されたらしい。

 

 

あと、もうひとつ、似たような事例で

私の中学時代の同級生の話ですが、

その同級生が、中学生の時に

自転車に乗って横断歩道を横断していたら

横から来た、曲がってきた右折車にバコンと、はねられたことがあった。

 

幸い、その同級生に怪我は、まったく無かったが

乗っていた自転車は大破してしまった。

 

それで、そのはねた車から、若い女性が、一応降りてきて

大丈夫か声をかけてきたらしいが

その、はねられた同級生が、その女性に

「 大丈夫です、怪我とかないですよ! 」

と、すすんで告げたら、その女性は

警察に連絡とか一切せずに車にもどって、すぎ去ってしまった。。。

 

報告義務違反ですねぇ、、、

というか、そのはねられた同級生の方が

逆になんか罪悪感を感じてしまったらしい。

車に迷惑かけてしまった~、みたいな感じで。

 

 

で、当時、その同級生の家に行って、自転車を見てみたら

本当にひしゃげて壊れていた。

 

もちろん、同級生は、その女の車のナンバーとか見ていないし、

通報もしなかったみたいなので

運転手は捕まりませんでしたが・・・

 

はねられた時に、その場に、たまたま居合わせた通行人とかでもいて

その人が逃げた車のナンバーを覚えてて、すぐに通報でもしなきゃ

行ってしまった車は、なかなか特定できないわけでして、、、

それに地方とかに行くと、道に防犯カメラとかも、あまり設置されていませんので

都会と違って。。。

 

 

これは、今から思うと、そのまま行ってしまった

女の運転手もどうかしている、と思う

本当、世の中こんな奴ばっかり。

絶対、報告義務の存在自体知らないだろ。。。

 

なんというか、今ふり返ってみると

車にはねられた側(被害者側)の

大人と子供の考え方の違いが、よく分かるかも。

 

中学生以下の子供というのは

学校で先生とかに日頃から

「 大人の言うことを、しっかり聞きなさい 」とか

いろいろ怒られたりして、しつけられているから

大人は自分よりも偉いとか、思ってしまっているフシがある。

 

自分が、迷惑かけているとか、責任あるとか、思い込んでしまっている

マジメ君が結構多い、日々の調教の成果ですね。

 

大人になって、社会に出ると、

そういう洗脳はすぐに解けて

世の中にはロクな奴がいない、意外とたいした奴はいないし

自分が思っているよりも、自由に好きに生きていい、ということに

気づきます。

 

それに厳しい社会に多少は揉まれて、

世に中で生き残るためにも、性格もしたたかになるので

( 性格も、すれて、多少ひねくれる、人を簡単には信じなくなる )

今回のような場合でも、ちゃんと

行ってしまった車でもナンバーだけは、きっちり覚えていて

自分で、自分は大丈夫、、、とか、その場では相手に言ったとしても

それをむこうは真に受けてしまい、そのまま行ってしまったら

そんな運転手は、しっかり警察に通報して懲らしめてやろう、とか思って

実際に、それを行動して実行できるのである。

 

 

まぁ、そもそも、中学生は報告義務の存在自体、まともに知りませんし。

死んでなきゃ、そのまま去ってしまっても問題ないだろうと

運転手側から、なめられてしまうわけでして、、、

それどころか、運転手が車から降りてきて安否確認どころか

「 あぶねぇじゃねぇか!!クソガキ、車にキズがつくだろーが! 」

とか、逆に子供相手であれば

怒鳴る人もいる始末で・・・・・

 

 

 


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