店頭やレジ前の客の行列に”割り込む”のは犯罪か?

ならび

 

 

<質問の概要>


行列 に割り込むのは、なにかしらの犯罪として立件されるようなことですか?



例えば、お店とかで、レジ前や店頭で、

お客さんに行列ができていて、

その行列の前の方に勝手に、店側や他のお客さんの許可もなく、

勝手に割り込むのは、

店側 や 他のお客さん(主に、割り込まれた後ろに並んでいる客) に対して、

犯罪が成立しないのでしょうか?



店員や他のお客さんから注意されても、聞く耳持たなかった場合、

誰かに(主に店側)警察を呼ばれたら連行されたりするのでしょうか?



特に法的に問題のある行為ではないのでしょうか?



強いて言うなら、店側に対して、

威力業務妨害 とかになりそうですが、

店側や他のお客さんと口論になるほどでないといけないのでしょうか?



店側が割り込みを黙認しているのなら、

後ろで並んでいた他のお客さんに対しても何かしらの罪が成立したりしないのでしょうか?



迷惑な行為ではありますが・・・

 

 

 

<弁護士回答の概要>


特に適用される犯罪の条文が思いつきません。

ですので、基本的には “行列に割り込む” こと自体は犯罪にはならないでしょう。



しかしまわりから注意されたことに腹を立てて、暴言を吐いたり、

また他の客を押しのけるようなことをして、

店の業務を妨害するような、

あまりにも傍若無人な態様であれば、犯罪にはなり得ます。



その場合 威力業務妨害 の適用もあり得ますが、

軽犯罪法 や 地方の条例 によって規制されることがあります。

(条文は下の方に、参考として載せておきます。。。)



 


 

<私の考え>


簡単に言うと、行列に割り込む行為自体は、誰に対しても犯罪にはならないけれども、

他のお客さんを押しのけるように無理やり入ってきたり、

まわりから注意されて暴言を吐くようであれば、

犯罪に十分なり得るということですね。



はっきり言って、

ずっと何十分、何時間と一生懸命我慢して並んでいて、

自分の前に堂々と割り込まれたら、かなり腹立ちますよね?(何時間も並ぶことはさすがにないか・・・)



普通なら一言注意してしまいますよね。私はしない、と思いますが・・・



なんか行列に友達が並んでいたみたいで、

「あっ、○○ちゃんも並んでいるの?なら私も一緒に並ぶー♪」

みたいな感じで、後ろから並ばず、

爽やかに割り込んでくること、よくありませんか?

こういった場合は、どうなんでしょうかね?

後ろに並んでいる他のお客さんからすると、めちゃくちゃ腹立ちますよね。



整理券 とか交付しているようなイベントならこういったことないのでしょうが・・・



私としては、店側が(店員が)もっとこういった人に、

積極的に注意してほしいと思います。

列の後ろに並んでいる、他のお客さんは、

揉め事起こしてほしくないから、大抵注意しないだけで我慢しているだけですので。



店側としても、割り込んだ”お客さん”に対して注意はしにくいのでしょうがね・・・

気持ちは後ろに並んで我慢している他のお客さんと同じですか?



・・・・とまぁ今回は以上です。

 

 

 

<参考までに>


軽犯罪法 


第1条 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。 


十三 公共の場所において多数の人に対して著しく粗野若しくは乱暴な言動で迷惑をかけ、

又は威勢を示して汽車、電車、乗合自動車、船舶その他の公共の乗物、

演劇その他の催し若しくは割当物資の配給を待ち、

若しくはこれらの乗物若しくは催しの切符を買い、

若しくは割当物資の配給に関する証票を得るため待つている公衆の列に割り込み、

若しくはその列 を乱した者 




京都府迷惑行為防止条例


第2条3項 

何人も、祭礼、興行その他の娯楽的催物に際し、

多数の人が集まっている公共の場所において、正当な理由なく人を押しのけ、座り込み、

物を投げる等により、その場所における混乱を誘発し、

又は助長するような行為をしてはならない。

 

 

 

SH

 

 

 

たまには、メルヘンな本でも紹介させてください。

「ぎょうれつのできる おいしい絵本」シリーズ の一冊です。

今の子供はこんな本読んでいるのか・・・贅沢な。



今回の本の内容は、

フクロウの子供が、両親が経営しているレストランを手伝いたいのですが、

両親に「まだ小さいし、ちゃんと飛べるようになって、

森へ木の実などの食材を、

一人で取りに行けるようになってからでないとダメ」

と言われて、

「一人でも森へ食材とか取りに行けるさ!十分、今の自分でも親の店の手伝いはできる!」と思い、

こっそり両親に内緒で森へお使いに行ってしまう話です。



最近こういう本読んでいなかったので、読んでいて心が “ほんわか” しました。

童心に帰りたい方へおすすめです。

子供向けではなく、癒しを求める大人向けの本ではないのでしょうかね?

 

 

 

 

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