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トンデモ治療をした宮廷医師の言い訳

なおれ

 

 

海外の話。

うろ覚えで書くので、あしからず。

 

 

 

今から300年以上前の、海外のどこぞの地域で、

そこの地域の偉い人が、

ある日病気で、完全に沈黙してしまった。

 

 

 

それで、その偉い人の側近達は

 

「なんであんなにたくさん一流の医者をつけたのにこんなことになったんだ!

医者達よ!お前達は一体なにをやってたんだ!

場合によっては、ただじゃおかんぞ!」

 

と、病気だった偉い人の近くで面倒を見ていた

医者達に、責任を問おうとした。

 

 

 

それに対して、医者達(宮廷医師団)いわく、

私達は名誉に誓って、今回沈黙した偉い人に対して、

現時点で、最高の医療行為を日々ほどこしていた。

何の落ち度もありはしないなどと、弁明しはじめた。

 

 

それで、偉い人の側近の人達に、そのことを、

しっかりと説明するために、日々病気だった偉い人に

どのような最高の医療をほどこしていたのか、

書かれている医療日誌を持ってきて、自慢げに説明しはじめた。

 

 

さて、どんな医療行為をおこなっていたか、

ちょっと見ていくことにしましょう。

 

 

 

まず、とある日、朝、偉い人は起床して

ちゃんと起きてきたけれども、なんだか体調が悪そうだ。

とりあえず、景気づけにちょっと腕から血を抜いておこう。

チューチュー。

 

 

(当時、理屈は不明だが、人の体から血を抜けば、体の中から悪い物まで

抜けて落ちて、体調が良くなるとか信じられていた。

まったく医学的根拠がないばかりか、血を意味も無いのに抜かれたら

普通に体調逆に崩します)

 

 

でも、これだけじゃ足りないだろう、精鋭の血抜き師を呼んできたので

もっと血を抜きましょう、チューチュー。

・・・よし、抜くだけ抜いたぞ。

 

 

そして、また、とある日のこと。

今度は、体調の優れない偉い人のために、吐き気をもよおすために薬を

持って参りました。

もちろん有毒なのですが、強力な吐き気をもよおすための薬なので

効果は抜群です。

 

 

これをできるだけ飲んで、偉い人の体の中にたまっている悪い物を

すべて吐いて出してもらいましょう。

 

 

また、今日はこれだけではありません。

たくさん浣腸もしてもらう予定です。

これにより、下からもたくさん出してもらい、体の中をスッキリさせましょう。

 

 

 

そして、また、とある日のこと、

今度はまず、偉い人が元気になる特別な処方をする前に

アメ玉をなめていただいた後に、じっくりと

あつく熱した鉄の棒で、偉い人の体の隅々まで

火傷させてみることにします。

 

 

このことにより、偉い人も活が入り元気が出ることでしょう。

 

 

あと今回はスペシャル治療として、

ヤギの腸内に入っていた石を持ってきたので、

これを偉い人のノド奥につめこんでみましょう・・・・

 

 

 

、、、、というような、内容の当時最高(であると信じられていた)の医療方法が

列挙されていた。

 

 

これは、拷問かなんかか?とか一瞬思ってしまうけれども、

当時、なんか知らんが、そうおうの妄想じみた理屈にもとづいて

おこなわれていた、科学的根拠のまったくない、治療法の一部である。

 

 

とりあえず血を抜くのも、吐き気をもよおさせるのも、浣腸も、

そして無意味に火傷させるのも、結構、当時はポピュラーな、

治療方法であった。

 

 

 

ということは、偉い人直属の医者達から、

このような治療方法の一部始終を聞いて

偉い人の側近達は、ふむふむ、これだけ適切な治療をしたのに、ダメだったのであれば

それはもう仕方がないな、手の施しようがないな~、とか素直に思ったのであろうか?

 

 

っていうか、この一連の治療行為により、偉い人が完全に沈黙してしまったのは

言うまでもないことなんだけれども。

病気とかは、ささいなことであった。

 

 

 

 

 

 

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