うろ覚えで書く。
あるところに金持ちがいて、
貧乏人に対して、私には数億円の貯金があるぞ!、、、とか
言って自慢していたことがあった。
で、自慢された貧乏人も、あっそうとか内心思いつつも、冗談で
「俺にも、あんたと同じくらいの、、、数億円の貯金があるぞ!」
と、笑いながらウソを言って自慢した。
そしたら金持ちが、いぶかしげながらも、堂々と
貧乏人にしか見えない人が、金があると、
自慢してくることに一応驚いて、
「本当なのか~?いったい、お前の、どこにそんな金があるんだ?
冗談で言ってるんだろ」
、、、とか言って問うて返した。
そしたら問い返された貧乏人は、
「あんたは金貯めるだけ貯めて、まったく使おうとしないし、
俺も金を使わない」
「俺の場合は、金がないから使わないのであるが、
あんたと同じで金を使わないところは一緒さ」
「それなら金を持っていようが、持ってなかろうが同じことだろ?
あんたと俺は同じだ」
、、、と言ったのだそうな。
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まぁ金を使おうとしないのは同じでしょうが、
いつでも自分の意思で金を使用できるか、できないか、というところと
金があるおかげで心に余裕があるかないか、っていうところは
かなり違うとは思いますが。
まぁそれらはあくまで、当事者自身の問題で、
客観的に見れば、金を使わなければ
一見同じ存在にしか見えないってことなんでしょうか。
まぁ社会的に見ても、店とかで買い物しないで
ケチって銭を落さなければ、
貯金ばかりして金を出すのを渋る金持ちも、
使う金がなくて何も買えない貧乏人も、
物売る側からは同価値にしか見えないって事なのかも知れませんが。
まぁしかし場合によっては、まだ貧乏人の方が好まれるかもね。
金持ちは余計な支出を控えるから金持ちになれるわけであって、
それに比べて貧乏人は
収入少ないから、いつも貧乏ってこともあるでしょうが、
収入多くても、すぐ使ってしまう、、、、支出が多いからこそ
いつも貧乏ってこともあるでしょうから、
後者の貧乏人ならば、
世間からすれば、ウェルカムなのかもしれませんね。
まぁなんというか世間から見れば、
どう見えるかとか気にしなくとも
普通誰でも
やっぱり金持っていないよりも、持っていた方がいたいと思いますし、、、
(実は)金持っているのと、(本当に)金持っていないのとでは
やはり、そこらへん知られていたら、
世間からの扱いも、見方もかなり違うと思いますがね・・・
SH
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