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※今回は私が気になった質問内容を、自分の言葉に直してまとめて、簡単に紹介して解説したものです。
<質問の概要>
毎年行われる即売会に、
毎回たくさんのお客さんが訪れるなどで話題もよんでいますが、
同人誌の制作販売にあたり、参加している出展サークルは、
基本的に原作者の許可をとっていることは少ないと思います。
しかしながら、即売会出展サークルの人が、
著作権法違反で逮捕されたという話をあまり聞きません。
著作権法が親告罪(原作者側の告訴が無ければ、加害者は罰せられない)であるということで、
原作者も寛大に許容しているだけかもしれませんが、
同人誌の違法性について弁護士さんはどう考えていらっしゃいますか?
私としては、一概に同人誌を厳しく規制するのは、
上記で述べたように即売会など需要性や話題性もあり、
あまり厳しくするべきでない、
また、実際に取り締まるのも難しいではないか?と思いますが・・・
いかがでしょうか?

<弁護士回答の概要>
同人誌自体の違法性に関しては、
著作権を侵害し 違法 だけれども、権利者が告訴しないだけ と思います。
私としては、同人誌は無くなるべきだとは思いません。
娯楽はたくさんあった方が良いと思います。
しかし、抽象的な言葉で申し訳ないですが、
やり過ぎはまずいと思います。
即売会だけにとどまっていれば、権利侵害もすくないので、大丈夫だと思いますが、
それを越えて 一般書店等で 通常の書籍と同様に販売されるとまずいと思います。

<私の考え>
まず、同人誌 というのは、アニメとか漫画の内容を改変して、
勝手に同人誌制作者たちなりのストーリーをつくって書かれる漫画 のことですね。
(適当ですみません)
それを毎年即売会のイベントで各サークルが出展して、
各ブースで来訪者に販売しています。
しかしほとんどアニメや漫画の原作者に許可をもらわずに、
同人誌を制作して販売しています。
まぁ質問の概要や、弁護士回答の概要にもあるように、著作権法には触れてはいますが、
実際にはあまり取り締まりが行われていません。
それは年々同人誌の量などが膨大なものとなり、
原作者側が被害状況を確認しずらいというのもありますが、
一々各出展者を告訴するのが面倒なので、
即売会で販売される同人誌に関しては著作権を侵害していても、
原作者が黙認しているからです。
著作権侵害は 営利性があれば (侵害者が金を稼ぐ目的がある)、
警察が告訴を受理してくれる可能性は高まりますが、
営利を目的としていないものであれば、
基本的にあまり取り合ってはくれません。

一応同人誌も値段つけて販売しているので、
収入があり営利性があるとも思えますが、
即売会で、ひとつのサークルが出している同人誌は
値段も一冊500~1000円程度で、
大手サークルとかでもなければ、部数も多くなく、
50部数あるかないか、といったところもありますので、
あくまで「イベントに出展した記念」で販売している感が強いので、
原作者側も黙っていますし、原作者側が何も言わなければ警察も静観しているのでしょう。
まぁしかし、原作者が黙認してくれているのは、即売会とかでの同人誌の販売まで です。
同人誌制作して、一般の書店に 堂々と原作者の許可もなく、
おいてもらい売り始めたら、それはさすがに訴えられるでしょう。
<俺が同人誌を発行することによって、代わりに原作の宣伝をしてやって、
原作の売上収益に貢献してやっているんだから、
著作権侵害で訴えるとかどうかしている!>
と、思って著作権侵害しながら、
堂々と即売会以外で、書店で、同人誌なり販売している方もいると思いますが、
そういう方は、あくまで即売会では原作者側が黙認していただけであり、
原作者側が告訴しようと思えばいつでも告訴できた、
ということを理解して自重すべきではないかと思います。
・・・・今回の記事は以上です。

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