海外の話。
飲酒運転をしていた車が、
前の方で信号待ちをしていた車に
後ろから突っ込んだことがあった。
それで、信号待ちをしていた車に乗っていた
運転手の身内の何人かが怪我をしたらしい。
それで損害賠償してもらうために
後ろから突っ込まれて、被害にあった車の運転手側が
“自分の乗っていた車のメーカー”を訴えた。
え?・・・飲酒運転をして突っ込んできた
相手の運転手ではなくて?
どういうことだ。

アレだ、海外あるあるな話で、
直接の加害者が金持って無さそうな場合には
なんか事故に他に関係していそうなヤツを見つけて
ソイツが金を持っていそうであれば、ソイツを訴えるのだ。
金は、あるヤツから(取れそうなヤツから)請求して、取るのだ。
まぁ、大抵は弁護士からの入れ知恵で
「コッチの方を訴えた方が得しますよ~」とか
すすめられる。
まぁ、そりゃ弁護士も自分の報酬額を少しでも増やしたいですからね。
今回の口実は、
「自分の乗っていた車の耐久性に問題がある!」
信号待ちして止まっている車に、後ろから猛スピードで
突っ込んできたんだぞ?
耐久性も何もあったもんじゃない。
しかし、訴えは、しっかり認められてしまった。
5000億円の請求が、裁判で認められてしまったのである、、、が、
あとから、ちょっと多すぎて払えんだろ~、ということで
その5分の1の額である1000億円に減額された。
それでも十分多いよ。
どうやら、その車のメーカーの約1年分の利益丸々だそうで。
もちろんメーカー側も裁判の中で
がんばっていろいろ反論したのだけれども・・・
まぁこういう、なんか事故があったら
直接、関係なくても
その事故で使用された物のメーカー側が訴えられることは
よくあることだそうで。
購入した物の説明書に
「こういうことがあっても責任とれません!」
とか列挙して書いたとしても
どこまで効果があるのか?
訴えられる時は、訴えられるし、
請求が認められる時は、認められてしまう。
SH
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