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昔、内容量を少なく誤魔化した偽の計量器を使うと・・

カップ

 

 

数百年前の話。

お上からの公認をうけて、商人とかが

いろいろな物の量をはかって、売るために必要な

計量用の容器をつくっている、

とある容器の製造所があった。

 

 

どうやら、そこだけが、

その計量用の容器を作ることを

お上から認められていたみたいで

そこで作られた容器がいろんな商人に売られて、使われていた、とか。

 

 

そして、そこ以外の製造所や個人なりが

作った計量用の容器は

すべてニセの容器ということになり

法律で計量用の容器の製造自体を

他の製造所や個人は禁じられた。

もしやったら、処刑されることもあった。

 

 

しかし、たとえ、法に反して

ニセの計量用の容器を作った人(製造所)がいても

本物と容量が、つまり容器に入る量が大体同じであれば

処刑までされずに、住んでいる町から、たたき出されるだけで済んだ。

 

 

・・・そんな、ある時、とある油の商人が

自分でニセの計量用の容器をこしらえて

それで油をはかって人々に売っていた、ことがあった。

その容器というのが、公認されて作られている本物の容器よりも

ひとまわり中身の量が小さい物で

それで油一杯いくら、として

普通に公認された容器ではかって売られている油一杯分の値段と

同じ値段で売られていた。

 

 

つまるところ、できるだけ外見では分からぬように

中身の凹んでいるところだけ微妙に小さくなっている容器ではかって

相応の値段で油を売りさばいて

かなりの儲けを出していた。

 

 

・・・が、なんかおかしいぞ?

と気づいた人の密告により

そのことがお上にバレて、その商人は捕まってしまった。

 

 

で、当時の警察官が、捕まえた、その商人を取り調べたところ

商人本人の言い分としては

「以前、うちで雇っていた、まぁ解雇してしまったのですが、

とある従業員がいて、

ソイツが持っていて使っていたが、

私が取り上げてしまった計量用の容器を使ってしまった・・・

私自身はその容器を本物の容器だと思っていたのだ!」

ということ。。。

 

 

つまるところ、商人いわく

「私は、その解雇した従業員に、だまされたのだ!」

 

 

しかし、もちろん

警察官は、そんなくだらない言い分を

真に受けて信じるなんてことは無かった。

 

 

「解雇したヤツなんかが持っていて使っていた

計量用の容器なんかを、取り上げて

それを仕事で、自分自身が使ってしまうのが、どうかしているのだ!」

 

 

ということで、そんな言い分が本当であるか、ないかに関わらず

その商人のクビは

物理上、はねられることになった。

 

 

しかも、その商人の、

あんまり関係ない息子まで

同じくクビをはねられることになった。

レンザとかいうものらしい。

 

 

あと余談ではあるが、上記の商人の他にも

当時、同じ業種である油売りの商人が

公認された、ちゃんとした計量用の容器を使ってはいたが

その容器の中身の底に

ロウソクが溶けてこぼれて落ちた部分を、

なんとか塗りつけて、容器の凹んでいる中身を厚底にして

(これは透明で、なかなか底を上から、のぞき込んでも見えない、、、かも)

使用していたが、やはりバレて捕まってしまったことがあった。。。

 

 

もちろん、その件も、さきほどの商人と同じく

クビチョンパされてしまった、

という話。

 

 

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