おすすめ記事



役人試験に受かったが文字が書けず有罪になった話

 

 

今から100年ちょっとほど前の、海外のどこぞでの話。

うろ覚えで話す。

 

 

 

そこの地域でも規定された犯罪を犯せば

捕まって取り調べて裁判という流れ、なのであるが、

ちょっと違うのが

役所内のあいている広場を使って

そこに捕まった犯人とおぼしき人を置いておき

取り調べと、そして裁判して判決まで出した、ということだ。

 

 

留置場とか、取調室とか、裁判所の法廷とかいう感じで

別れていなかった、まぁ手間がかからずに面倒が省けますね。

 

 

で、取り調べやら裁判する時は

地に伏した犯人とおぼしき人の前に、裁判官やら

なんか記録つける人が悠々と一段上に座って

犯人とおぼしき人のまわりを

見張り役みたいな役人が囲っていた・・・・

 

 

 

まぁ話それてしまいましたが、

ある時、そこの地域でおこなっている

結構難しい役人登用試験に受かった人がいたのであるが、

登用されてから意気揚々と初日出勤して

なんか軽い書類仕事を任されたらしいのであるが、

まったく字がかけなくて、

なんなんだお前は?ということで疑われて

調べてみたら、実は勉強できる人に代わりに試験を受けてもらっていたという

いわゆる替え玉が発覚して、

なんとか役人になれたのに捕まって裁判を受ける羽目になってしまった・・・

 

 

っていうか、なんでまったく字が書けないに役人になろうと思ったのか?

というところからして不思議なのであって。

 

 

普通に受かって出勤ということになったら

必ずバレるだろ~というツッコミはまわりの誰も入れなかったのか?

 

 

っていうか、試験受かって登用されていざ出勤となった段階になって

仕事軽くさせてから、やっとバレるとか、なんというザルなんだ。

 

 

まぁしかし、今現代でも替え玉とか、取り上げられますし、

かなり昔であれば、なおさらザルであり、よくあったことなのかもしれませんね。

 

 

まぁたとえ替え玉でも任せた仕事さえちゃんとできれば、

あとからなんとなくまわりにバレても意外と不問だったのかもしれませんが・・・

 

 

それにしても、文字さえ書けないって、目をつぶろうにも、

どうしようもないもんな。

 

 

まぁ当時は、そこの庶民の中には

できない人が結構いたのかもしれないが、

役人としては最低限の教養であろう。

 

 

で、先に述べたような場所で、裁判官は

そのような経緯とかを捕まった人からも、関係者からも

聞いてから、判決を出したところによれば、

まぁとにかく有罪ということで、

替え玉使った犯人である罪人の首に重い首輪をつけてから

今から、そこらへんの町中を一周してこい、

という刑罰が与えられることになった。

つまり見せしめという感じの刑罰か。

 

 

それにしても判決出してから、即刑罰実行かよ。

 

 

その有罪くらった犯人は、かなり重い(2人で持ち上げるような重さ)

首輪をつけさせられたから、すぐに裁判終えた役者から

しぶしぶと出発したようだ。

 

 

 

まぁこのようなことから得られる教訓としては

替え玉するにせよ、ちゃんと採用された後にでも

それなりに仕事なりについていけるほどの

ほどほどの学ないし、実力は

あらかじめ努力して持っていなければならない、

ということですね。

 

 

文字書けないとかは論外でしょ。

書けないどころか、文字読めるのか?

 

 

どこの田舎から出てきたんだよ。

なぜ受けようと思ったのか、なんでなんとかなると思ったのか。

 

 

・・・なぜ出勤した?

 

 

 

っていうか替え玉で受験してあげた人が

捕まっていないところをみると

なんか田舎から出てきた無知な求職者探して声かけて

給料とか職が安定している役人にさせてあげるよ、とかいって

受験して合格させてあげて金を貰って

すぐにトンズラこいたとかそういう感じなのか?

 

 

受かったあと、本人でないことがバレたとしても

その本人が後にどうなろうとしったことではない、ってな感じか。

なんというかプロの替え玉なのかね。

 

 

まぁ受験者がたくさんいれば

誰が当日受験受けたかなんて、当時は一々試験官とか

顔と名前もロクに覚えてないでしょうし、

試験官が職場の上司とかなわけでもないでしょうし。

 

 

SH


本気で綺麗な字になるための美文字練習 (ペン字・筆ペン)

 

 

 

<採用 試験 時代 歴史 学問 学力 就職>