すごく、うろ覚えで書きますね。
江戸時代の旅行に関するお話をひとつします。
なんて言いますか、江戸時代の旅行といいますか、
用事があり遠くへ行くにしても(仕事での出張とか)
全部ほとんど歩きでしたので、いかにして、
荷物が重くならないか、ということを重視していたらしい。
それでですね、それはもちろん、持ち歩くお金をどうするか、
ということであった。
だって江戸時代には紙幣なんかなくて、まだ金属で出来たの使っていましたから。
それを旅の中で道中持ち歩くのは重くて不便でしかないでしょう。
とくに小銭が重かったらしい、
それに比べて金とかは軽かったらしいですし、
それに価値も高いし、
銭と比べて、そうたくさん持ち歩かなくてもいいですからね。
価値の有る金が軽くて、普段日常的に使う銭が重いとなると、、、、
そりゃ旅で持ち歩くのは主に金(小さな金)にして、
道中、休んだり、買い物したりするのに使うために銭を少々持ち歩く、
という感じだったらしい。
銭が足りなくなれば、その都度、金を両替すればいい、
両替してくれるところが道中それなりにあったらしい。
まぁつまり現代で言えば、
万札とかの紙幣だけは、しっかり服の下へと入れておき、
道中の宿やら食事代やら、川を渡る船に乗る時などの費用などは、
持ち歩いている財布に入れてある小銭で支払っていく感じである。
で、小銭が足りなくなれば、現代で言う万札とかである金とかを
道中で両替してもらえばいいだけだ。
そうれすれば荷物は軽くなったらしい。
・・・ああ、あと江戸時代でも、なんか、あらかじめお金を預けておいて、
道中必要になればお金を引き出せるところもあったらしいですよ。
旅に出る前に地元で、
なんか普段両替とかしてくれるところに、いくらか現金を預けておいて、
そのかわりに、現金を預かりましたよ、
とかいう証明書みたいなのを発行してもらえたらしいですね。
それを道中にある、これまた両替とかできるところで見せて、
本人だと言うことが、しっかり確認できれば、
(現金預けたので引き出したいという証明書もっていても、
盗まれた物かもしれないし、
なんか他の物でも、ちゃんと本人か確認されたとか)
現金を引き出すことができたらしいですね~。
まぁなんといいますか、
そういった遠出した時の現金のやりくりの仕方、考え方は、
そうあまり現代と変わっていないといいますか、
昔も今も考えることは同じだと言いますか。
ああ、あと金以外にも、もちろん銀とかでも、
持ち歩いたりもしたらしいですよ。
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