皆さん、
コンビニなどで売られている プリペイドカード(前払い方式のカード)
をご存じでしょうか?
知っている人は知っている、
あの、8分音符や、かじりかけの欠けたリンゴ、または2色で構成された三角形などの
模様(マーク)がついているカードです。
○イ○ューンや、○―○ルプ○イなどいろんな種類のカードがありますが、
さらにそれらは金額ごとに
1500円、3000円、5000円のものなどに分かれています。
そのカードを購入して使うと、
(正確にはカードに記載されているコードを
アイフォン、スマホ、パソコンなどで入力して使う)
ネット上で、ゲーム内のアイテムや音楽、LINEスタンプを買えたりと
いろいろできるみたいですね。
私も詳しいことまでは分かりませんが・・・
つまりネット上で使えるお金になるみたいです。

そしてここからが本題です。
私の勤めていたコンビニでも、それらのカードをたくさん販売していたのですが
ある日、商品の品出しをしている時に、
ふとカードがたくさん陳列してあった棚を見てみると
5000円のカードが10枚ほどなくなっているではありませんか。
一瞬、「売れたのかな~、1枚5000円もするのにすごいなぁ~」
と思ったのですが、レジの人に確認してみたら
一切購入していった客はいないとのこと。
それで店長にこのことを話したら、
「 ああ、たぶん全部万引きされたんだろうね~、よくあることだよ 」
と言われました。
それで防犯カメラを調べて、警察に被害届出すのか、ということまで
さりげなく聞いてみたところ
「 その棚に陳列してあったそれらのプリペイドカードは、
レジで会計をしてスキャンして登録処理しないと一切使えないので
何枚盗まれても、ただの紙切れ同然だから、ほっといてもかまわないよ。
盗んだ奴は馬鹿だな~ 」
と言っていました。
つまり、店頭に置いてあるプリペイドカードを何枚万引きされても
レジで金を払って登録する前であれば
カードに財産的な価値はほとんど無いので
店に損害はまったく無いということです。

だから別に店側は警察沙汰にするつもりは無いとのこと。
なんというか、たとえるのであれば
ゲーム屋で店の棚に並べて置いてある
ケームソフトのパッケージ(空箱)を盗まれるようなものなのでしょうね。
このことを弁護士さんに話してみたら
「 その登録して使用できるようになる前の
盗まれたカードには5000円の価値までは無くとも、
いくばくかの価値はあると思いますので、
それを客が万引きしたら
窃盗罪に問われる可能性はあるでしょう。
もっとも、実際に警察を呼んだとしても
わざわざ事件化するかまでは分かりかねますが。 」
というようなことを言っていました。

それでネットで記事を調べてみたところ
私の元勤め先のコンビニと同じように
プリペイドカードを販売している店で働いている人が、
陳列してあった登録前のカードを万引きしている人を
たまたま捕まえて、警察に通報したら
その万引き犯をちゃんと店まで引き取りに(連行しに)来てくれた、とのこと。
店長は警察呼ばなくてもいい、とは言っていたが
警察を呼んだら呼んだで
登録前のカードを盗まれた場合であっても
万引きとして、ちゃんと取り合ってくれるじゃないか、と思いました。
まぁ単に警察は、その万引き犯が
その登録しないと使用できないカード以外にも、他にも
いろんな商品をいろんな店で万引きしている可能性があるから
それを洗いざらい吐かせるために、交番なり警察署なりに連れて行った
だけなのかもしれませんが、、、、、、
どうせそういう奴は間違いなく常習犯でしょうし。

とにかく、
コンビニとかで売っているプリペイドカードを万引きしても
金払って購入しないかぎりは使えないので無意味。
また、店側はそのカードの万引きについては
基本的に寛容ではあるが、カードの万引きが見つかって
もしも、店側に警察に通報されてしまったら
しっかりと連行されてしまうってことだけは覚えておいてください。
おすすめの本
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マンガで分かる心療内科 依存症編(ネット・スマホ・ゲーム・ギャンブル・ポルノ) (ヤングキングコミックス)
説得力はあるが、なぜか「お前が言うな~」と思ってしまう本。
内容はハジけてますねぇ。まぁ毎度のことですが。
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