昔の国内のイクサとかで
敵味方同士が戦った戦場を、よく掘り出せば
今でも、刀やらカッチュウやらが見つかったりするのではないか?
と、子供の頃、思っていた時があったのだが
そんなこと、ほとんど実際にはない、という・・・
どうやら、当時、そういったイクサがあって
終わった頃合いを見計らって、すぐに
戦場の近くに住んでいる農民やらが現れて
落ちているモノとかを拾い集めたり
イクサで亡くなった武士の遺体とかから
身ぐるみをはぎとったりしていたらしい。
武器やら防具やら、、、
それなりの武士が
身につけていたモノであれば
なかなか高価な物もあったということですからねぇ。
運が良ければそういったモノにも巡り会えるかも。

それに遺体自体の処理とかも、
わざわざするような人もいたらしいので
今更、古戦場を掘ってみても、
たぶん、何も見つからない。
まぁとにかく、昔、地元のどこぞで
イクサがありそうだと聞きつければ
狙い目であり、貴重な収入源ともなりえそうなので
近隣の人は、スタンバっていたワケです。
それでちょっとした余談ではありますが
昔、国内で、とある大きなイクサがあったのですが
勝ちそうな方の陣営のトップの人に
事前に肩入れしてひいきしていた、
とある商人がいて
みごとに肩入れしていた方が勝利した。
そして、イクサでは敵味方
たくさんお亡くなりになられたので
それらの遺体を処理したい、と、その商人は
勝った方のトップの人に申し入れたら、
それが認められて
遺体処理の仕事を、全部、任せられることになった。
これはご褒美である。

なぜかというと、
この時代、一手に
イクサにおける遺体処理を任せられる、ということは
その処理される遺体が身につけている、つまり
戦った武士が身につけているモノ、
武器や防具などを、すべて
遺体処理をする人が自分のモノにすることが
認められていたのだ。
それで、その商人は、
遺体から、はぎ取ったモノを
ほとんど全部キレイに売り払って
かなりの金持ちになったんだとか。
すごいねぇ。
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