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江戸時代でも小屋を建てる時は役所に申請する必要があった!

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江戸時代でも、家を建てる時は

そのことを一々、役所に報告したりしなければいけなかった。

 

ましてや、たかが小屋ひとつ建てるのにしても申請が必要だった、みたい。

 

今回は200年ぐらい前の江戸時代に、

その、たかが小屋ひとつ建てるのに

どんな手続きが必要だったのか、簡単に話していきましょう。

 

 

 

たとえば、とある村の、とある村人の例を見てみましょう。

 

その人は、村で地主から、金払って土地を借りた上で

そこに自分の家を簡単に建てて住んでいた。

 

そして、自分の家を建てても

まだ、借りた土地にスペースが、余っているので

さらに、そこに小屋でも建てようか、と思った。

 

しかし、そんな小屋を建てるのであっても

事前に、わざわざ地元の代官所(役所)の許可が必要になる、とのこと。

 

家ならば、ともかく、小屋でも許可が必要になるのか!

まぁ、仕方ないので、

とりあえず、しぶしぶ、申請書を作り始めるのでした。。。。。

 

 

・・・余談ですが、

まぁ、はっきり言って、ここらへんは

あまり現代と変わりませんよね。

現代でも小屋ひとつ建てるだけでも「事前に申請してください」とか

細かく役所から言われることもありますし。

そこまでして建築物にかかる固定資産税を徴収したいか?

しかし、江戸時代は、まだ建築物に対する固定資産税なるモノは存在しない!

土地だけに税がかかり、それを米で納めていたとか、なんとか。

 

 

話を戻しましょう!

 

とにかく、江戸時代当時でも

小屋ひとつ建てるにしても

代官所(当時の役所)に

普請御願(ふしんおねがい)なる、「建築許可申請」

しなければならなかった、、、ああ、めんどくさい。

 

で、その申請をする時に、

どこに、どのくらいの大きさの小屋を建てるのか

簡単に 図面 を描いて

許可もらうための申請書に添付して

提出しなければいけなかった。。。。

 

 

そして、その図面は大体こんな感じ↓ (現代語で超簡単に、テキトーに描いた)

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大体、ガチで、こんな感じの図面である。

とにかく簡単な図面を描いて提出しておけば、それで済んだ。

 

 

ちょっと図面の説明をすると

すでに存在している建物“黒色” の線で囲って描き、

 

新しく建てるつもりの建物(小屋)

“赤色” の線で囲って描く、というキマリがある。

 

まぁ、その方が、見る方にとっては、分かりやすいですからねぇ。

 

 

で、それで、肝心の申請書には、どんなことを書けばいいのか?

 

まずは、

 

「私は、地主から土地を借りて、そこに自宅を建てた物ですが、、、」

 

と、書き始めて

 

 

「このたび、その借りた土地の余っているスペース、

つまり、自宅の横に、小屋でも建てたいと思っています。

その小屋は、~くらいの大きさで・・・」

 

と、小屋のことを少し書いてから

 

 

 

「けっして、豪華な作りの小屋とかを作ろう、とは思っていません!」

と、なんか当時、倹約令でも出ていたのかもしれないが

小屋1つ建てるのにも、一応、

そういう質素さをアピールしなければならなかったみたいで

強調して、そういうことを書いて主張してから

 

 

 

「小屋の建築にあたって

隣の敷地や、後ろの敷地との境界を越えるようなこともないですし

水路を妨害するようなこともありません!」

と、さらに自分の家のご近所さんに迷惑をかけることは一切無い、

と、いうことも強調して書いた上で

 

 

小屋を建てる土地の、本来の持ち主である “地主のサイン” 、と

自分の家の”ご近所さんのサイン”(隣の敷地、後ろの敷地の持ち主)が

申請書に必要 になるので

自分から、それらの人に頼んで、申請書にサインしてもらわなければいけない、

本当はそんなことするの嫌だけど、仕方が無い。

 

 

 

そして最後に

「 小屋の建築が終わったら、すぐにまた報告しますので

どうぞ、その際は見に来て、どんな小屋が完成したか確かめてください。

そして、もし、なにかに違反するような小屋であったのなら

私は、どんな処罰でも受けますので、

どうか、よろしくご許可お願いします。 」

と、しめくくりに書かれています。

 

 

まぁ、たぶん、ここらへんは決まった形が有り

テンプレの文句になっているんでしょうけど、

小屋1つ建てる申請書を書くのに

どんだけ、へりくだってんだよ(笑)とも思えますけどねぇ。

 

まぁ、そんなこんなで、簡単に上からの許可は下りたらしいですが。

 

 

 

今回のことを全体的な流れとして、書いてみると

 

① 小屋の建築の申請書を、地元の代官所(役所)に出す

② すんなり建築の許可が下りる。

③ 建築を開始(大工に頼んでやってもらう)

④ 建築が完成

⑤ 代官所(役所)に完成したことを報告

⑥ 役人が問題が無いか一応見に来る、、、問題なかったので、それで終了

 

、、、、という感じの流れになります。

 

 

っていうか、私としては江戸時代でも

あまり現代と変わらないように

一応、どんな建築物でも、役所に申請した上で

建てていたなんて、

そこらへんが、かなり驚きでした。

もっと好き勝手やっているのかと思った。

 

というか、お上が、わざわざ庶民に

そういう建築申請をさせることで

どんなメリットがあったのでしょうかね?

建築物への固定資産税の概念が、まだ無い時代でしょう?

(明治時代中期以降になってから

家屋についても課税とされるようになった、とかなんとか)

そういうわけで別に、細かく建築物を管理したって

税がとれるわけでもあるまいし。

 

 

なんというか江戸時代には火事が、

かなり、いろんな場所で頻発しましたから

(全部木造だからね)

防火対策のため、とか、そういう目的で

一応、どんな建築物を作るのか申請させて、確認していたのかねぇ。

 

防火対策のお触書(法律)みたいなのは、あって

こういう建物にしろ、っていうキマリはあったみたいだし。

やっぱ、そこらへんが原因かな。

以上。

 

 

 

SH

 

 

 

 

 

 

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